臨床心理士指定大学院受験で社会人が使ってはならない志望理由
京都コムニタスでは、今必修の授業で面接対策をしています。私は、この面接対策にかなり力を入れています。面接で受ける質問は、永遠に聞かれ続ける問題と、年々変化する問題、よくわからない問題とあります。よくわからない問題は、いつどこから飛んでくるかもわかりませんので、基本的にでたとこ勝負です。面接の基本的心構えさえできていれば、そうおかしなことにならないように、当塾では普段から作り込んでいます。したがって、対策を講じるのは、前者二種ということになります。永遠に聞かれ続ける問題は、志望理由、研究計画、入ってからどのようなことをしたいと考えているか、出てからどのような活動をしたいと考えているか。このあたりを下地に考えていきます。
一方、年々変化する問題は、基本的には、最新の事情に合わせた問題が出やすいと言えます。例えば、今なら、政治ショーと絡んだ問題はよく出るでしょう。臨床心理学なら、ワシントンポストもアメリカ大統領が法律違反のオーダーが来た場合、どう対処すべきか、特に軍は真剣に考えるべきだと言っています。同時に大統領の心の問題も重視しています。別にこの問題がそのまま出るわけではないでしょうが、これは日本にも同じことが言えますし、それによって教育行政がおかしなことになっていることは否めませんから、大学人の多くは、今のこの国の政治ショーを苦々しく思っています。
これらを考慮に入れた質問項目として、「最近のニュースで気になっているものは何ですか?」という問題はよくあります。
次に、最近増えたと思えるものとして、「最近読んだ本」をはじめとして、本に関する問題はよく出ています。読んでいる本を聞けば、その人が何に興味を持っているかは一目瞭然ですので、聞かれるのは当然とも言えます。どの分野の人でも読んでおいて損はないなと思える本はたくさんありますが、例えば、学力の経済学や平野真理氏の『レジリエンスは身につけられるか』は、最近のトピックとしては、すばらしい成果だと思いますし、この後に続きやすいように作られています。
次に、「趣味は何ですか」という質問も増えています。これは、簡単と思うなかれ、です。困ったら、読書と言いたいところですが、趣味と言えるだけの読書量がどのくらいかを把握できているならばいいですが、月数冊ならば、言わない方がいいかもしれません。最善策としては、向上心のある自分をアピールできるものを選ぶのが良いでしょう。例えば、博物館や美術館めぐりは良いでしょう。たまにあるのは、四国八十八カ所巡礼で、少しずつ歩いています、というのも良いでしょう。ただ、いずれにしてもバランス感覚が大切ですので、やりすぎ、のめり込み過ぎはよくありません。あくまで趣味と言える範囲で伝えることが、重要です。
趣味として良くないのは、健康に害があるもの、簡単に言えば、酒、たばこ、博打です。ずいぶん昔ですが、「世界のたばこを集めている」という人がおり、それを面接で言うと、「不健康な趣味ですね」と言われてしまいました。これは、面接官の好みにもよるかもしれませんが、今の時代は、喫煙率も極めて低くなっていますので、わざわざ触れずとも良いのかなという印象です。あと最近、増えていると聞くのが、「SNS」と言う人です。これは趣味ではありません。言い方を間違えると、依存傾向が強いと思われますので、これは避けてください。携帯のゲームなども同様です。
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