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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

最高裁判決

2017年6月1日

テーマ:雑感

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

通常、人生で裁判など一回もしない人の方が多いと思うのですが、私は、この人と長きにわたって裁判をしてきました。今思っても、本当にとんでもない事件でした。世の中にこんなことがあっていいのかと思えるくらい強烈な事件でした。周囲もとにかく関わるなと言いますので、実名をここで記載することは控えますが、裁判は公開ですので、見ようと思えば見ることはできます。
発端は、当塾の合格実績が、彼の調査によると、ねつ造だと言い切ってネット上に拡散したことにあるわけですが、結局裁判では、その調査について、証拠を一切出せず、私をさらなる誹謗中傷することに終始したこともあって、一審でこちらが全面勝訴となりました。続く二審も勝訴し、昨年8月に問題解決をしたかに見えましたが、なんと上告をされ、最高裁までいきました。人生で最高裁判所の判決をもらう時がくるなんて・・人生経験としてはよかったと思います。ある意味良い経験になりました。ということで、このたび最高裁の判決(といっていいのかどうかわかりませんが)が出ました。
四人の裁判官、素人でも知っているような方の名前が並んでおり、「全員一致の意見」で、
「本件上告を棄却する」
と決定しました。相手方がどんな文章を書いたのかは見ていませんが(これから開示請求します)、最高裁の場合、憲法違反に関わることを主張するはずですが、「その実質は事実誤認」とのことで棄却された模様です。
そりゃそうだとは思うのですが、最高裁の見解と聞くと、非常に重いものを感じます。ある意味、私もスッキリしました。相手方が反省などするはずもありませんが、反論の余地もないくらいに勝つと、これ以上、火のないところに煙をたてようと騒ぐ術もないでしょう。これにて決着です。
嘘をついて他人を誹謗中傷するという行為は二度としないよう反省してくれるといいのですが、他予備校のことを、いまだに掲載しているところを見ると、反省しているということはなさそうですので、機会があれば、また絡んでこられるかもしれません。これ以上被害者が出ないことを願います。
ただ、こういうことがあると、自己を見つめ直す機会にもなりました。裁判所に提出する書面に、私の人格を誹謗中傷する嘘の文章がさんざん記載されましたが、私は、決して同じことをしてはならないと戒めを持って裁判に臨むことができました。これはある意味成長だったと思います。怒りに任せて、相手方と同じことをしたのでは、同じ類になってしまいます。こういう時こそ、むしろしっかり自制することが大切だということを学びました。弁護士の先生方にも助けていただきながら、比較的冷静に進められたと思います。なかなかできない体験ができたと思います。二度と関わりたくはありませんが。


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