乙訓寺の牡丹

2016年4月26日

テーマ：雑感

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

ちょっと時間ができたので、今が見頃の乙訓寺の牡丹を見に行きました。バイクで行くと、係員の人が丁寧に迎えてくれ、誘導してくれました。バイクは駐車代無料でした。乙訓寺の牡丹は有名で、かなりの歴史もあり、多くの人が来ていました。乙訓寺は、その創建も古く、聖徳太子由来です。遣隋使の頃ということですので、平安京よりもはるかに古いことになります。この国の歴史とともに歩んできた寺です。784年に長岡京遷都があり、その１０年後に平安京に遷都しますが、その原因として記録に残る藤原種継暗殺事件に連座された早良親王が幽閉された寺でもあります。また遣唐使として唐から(勝手に)帰って来たスーパースター空海が、平安京に入れずここにとどまったこともあります。空海はここの別当にも任命され、後にもう一人の平安京のスーパースター最澄と、法論を行ったとされます。文字通り歴史的なトピック満載です。

桜が終わった後の、もう一花です。帰り際、同じ係員の人が「早すぎますよ～もっと見て、楽しんでいってや～」と声をかけてもらったのですが、時間はいっぱいいっぱいでした。約10分の行楽でした。

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