The Top 5 Regrets of The Dying
よく出題される問題ですが、最近では医学部の受験書類に
これを出題してくる学校もあります。
これは私たち予備校からすると、なかなか難しい問題です。
もちろん、模範解答がないからです。
「これが正解!」という回答がない以上、まず調べないといけないのは
相手方(出題者)が何を求めているか、ということです。
同じ問題が出ても、出題者によって要求は異なると見るべきです。
一方で、誰が出しても共通して、外してはならない部分もあります。
この「自分の過去・現在・未来」という時間概念が出た時に
まず気をつけておかねばならないことは、「現在」が中心だということです。
参考図書として是非読んでいただきたい本が、以前に紹介したあわいの力です。
この本は、「心」が生み出される前の時代に注目しています。
そこに時間概念が関係しており、時間があるから、感情も生まれ、
それが心に関係してくることを指摘しています。
時間を考える時、まず現在について考えます。
一番大切なことは、常に「今、ここ」です。
ただ、今の自分を形成しているのは、無数の過去の積み重ねです。
当塾の受験世代で多いのは20代ですが、20年そこそこの人生でも
数え切れないくらいの自己の形成パーツがあります。
どれが外れても、今の自分とは少し違うという前提を立てるところから始めます。
その上で、「今、私は●●である」というアイデンティティを引き出します。
これは、自己アピールできる部分、正確には相手方が欲しがっている自分を
描き出します。まずここが難しいのです。当然100人いれば100通りあります。
そしてこの現在の自分を作り出した過去の人、物、経験、出会いなどなどを
描き出します。その上で未来を考えます。未来は基本的に相手方が
求める人材になることを予測します。医学部であれば、医師、医学研究者、
地域貢献できる医療従事者になることを読み手に納得させる内容に
仕立てる必要があります。
難問ですが、まずは現在に注目しましょう。
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