研究計画書でレジリエンスを使う人が増えています
つちのこというのは、多分架空の生き物です。
一般的イメージではこんな感じでしょうか。
とりあえず検索してみたらこんな画像が出てきたので
貼り付けただけです。著作権とか問題があれば削除します。
ヘビが何かを飲み込んだのかもしれませんし、
もしかしたらこんな生き物がいるのかもしれません。
ただ、私たちはこういった生き物を実際は知らないことが事実です。
そのときに、
「いるかいないかわからないから、探しに行く」
というのはあまりにも危険です。普通はしないでしょう。
それでもあえて行く人は、余程のチャレンジャーか、最初からいないことが
前提で、逆にいてもらったら困る人でしょう。
研究計画でも時々こういった現象が生じます。STAP細胞はネッシーの
ようなものという評価があったとの記事を見ましたが、仮説の設定に
失敗すると、つちのこやネッシー探しに必死になってしまうということも
あり得ます。私たちはなんだかんだ言っても科学者ですから、
合理的に考える必要があります。つちのこでもネッシーでもいることを
前提にする以上、かなりの証拠が揃ってからということになります。
証言だけでは証拠にはなりません。恐竜は明確な化石が出てきているため、
確実にいたという仮説(それでも仮説)が成立します。
最近は羽毛が生えていたとか、鳥類になっていたとか、目覚ましい
進歩があるようです。中国でたくさん化石が発見されていることが、
進歩を支えているようです。
あるかないかわからないものを探しに行くことを計画するのは、
大航海時代くらいならばまだしも、少なくとも現代の研究計画では
おすすめはできません。
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