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コラム

役に立つ分野?

研究計画書作成方法

2013年4月1日

最近、あまり言われなくなってきましたが、
私が大学生の頃は、当たり前のように
役に立つ学部とか、役に立つ分野などと
いう文言が出回っていました。

今にしてみれば、しょうもない話です。
「役に立つ」という言葉のすべてを否定はしませんが、
何の役に立つかが重要なはずです。そこを具体的にせず
漠然とした言葉だけが一人歩きしていました。

しかし、冷静に考えてみれば、「就職の役に立つ」
という言葉も意味不明です。就職という言葉が
「シューカツ」なるわけのわからん言葉で
一元化された災厄の結果、こういった意味不明用語が
生まれ、あたかも当然かのごとくに走り回り、
若者にさらなる漠然とした不安を生み出すことに
貢献したのでしょう。
就職活動に関してはまた別で述べるとして、
「役に立つ」という言葉については、私たちは一度
考えを改めておくべきだと思います。
少なくとも学問や、それに付随する資格で、自動詞のように
勝手に意味を持つものはありません。
私たちが、学問を学び、習得して、さらにそれを自分で
「役に立てる」のです。役に立てられるのも、立てられないのも
学問や資格のせいではなく、自己責任であることは言うまでも
ありません。自分が学んだことをどのように活かすかの
アイディアを出すことは、本来他人に頼ってはならない
ことのはずです。職人の世界でも、やさしい師匠や先輩でも
技術や能力「見て学ぶ(盗む)」ことくらいまでしか
許してくれないでしょう。
役にたつかどうかを判断するのは、採用をする側の方であって、
採用される側は、自分の学んできたことを、採用してもらえれば
十分に活かして、相手に利益を与えることをアピールするのが
仕事です。

違った見方をすれば、何を学んでも、人生において
活かし所はどこにでも存在します。
私は仏教学などという、大半の人が聞けば
「何ですかそれ?」
といった学問を学んできましたが、私にしてみれば、
私の人生においてこんなに役に立ってくれた学問はありません。
物の見方、考え方、感性、歴史、文化などなど、高校までの
私にまったく備わっていなかったものを数え切れないくらい
与えてくれました。併せて、一生涯の師と友人、先輩と
いった人も与えてくれました。これで役に立たないなどと
言おうものなら、私は馬鹿ですと言って歩いているような
ものだと思っています。

要は自分の入った世界の枠にいかに自分をはめ込んでみるか
なのです。その枠が合わなければ、自分で壊して出てしまえば
良い。合うなら、その枠の中で一生を過ごすのも良い。
役に立つか否かはその先にあり、それを感じるのは
ずいぶん後になってからになるのです。新年度は、新しい世界に
飛び込む不安もあるでしょうが、たくさんの希望だけを
もっていくのが妥当です。


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