近年最大級の怒り
出張先で、夜中までおじ様方と勉強をしたり
教えたりしているのですが、授業がないと
つい、最近の若者やこの国の憂いに対する
話題になります。
私もそうでしたが、いついかなる時代も「最近の若者」です。
確かに最近の若者は、私たちが理解できないような現象を
引き起こします。例えばツイッターで明らかに問題のある
写真を掲載して、案の定大問題になり、将来に関わるような
処分を受けている人もいるようです。
ただ、私たちの世代にそういった人がいなかったかと
言われれば、決してそうではなかったと思います。
私たちが若い頃にはSNSなどありませんでしたから、
ああいったことをインターネットに載せるとどうなるか
ということを考える選択肢自体が存在していませんでした。
そう考えると今の若者は非常に不幸なことに、世の中の
仕組みを知る前に、誰も本来扱い方を知らないものを
いつの間にか手にしてしまい、その使い方を間違えると
袋だたきに遭うという時代に生きてしまっています。
確かに想像力の欠如と言えば、そこまでですが、そもそも
インターネットを使って商売を考えた側が、このような
自体を引き起こすことを、想像していれば、また状況は
違っていたのではないのかという思いもあります。
しかし、そうは言っても年を重ねた者から見ると、
信じられないようなことを平気で口走る若者が多いことも
否めません。
「先生の話を聞いていなかったので、もう一度言ってください」
「試験の日、用事があって受けられないのですが、どうしたらいいですか」
他にも例を挙げれば一冊本ができそうなくらいありますが、
こういう人がSNSを持つと、大変なことをしでかすんだろうな
と思いますが、こちらもつい「は?」と聞き返してしまいます。
おそらく、彼らは塾や予備校に行った影響で、教壇に立っているものは
全員自分のために尽くしてくれるサービスマンであると
思い込んでいるのでしょう。
私たち塾に携わる者が、心を入れ替えて教育をしないと
いけない時代になっていることは確かだと感じた次第です。
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