見ると見える
最新の『中央公論』に自己批判に
関する記事がありました。
先のオリンピックのサッカーの日韓戦での
韓国選手の政治的行為を起点とする記事です。
その選手の是非は今は問いませんが、
自己批判なきナショナリズムは怪物と化す
という主張は、私たちの世代は胸に刻んで
おくべきと考えました。どんな場所にいても
視線をぐるっと360度向ければ、何かしらの
問題点が見つかるものです。まして、今自分が
いる(いなければならない)場所なら尚更です。
もし、自己批判がなければ、自分だけが正しいと
考えてしまい、当然他者からの批判は
受け入れないので、このような問題点は
見えなくなるでしょう。
例えば、企業で言えば、そんな企業は遠からず
崩壊することは自明です。またそれだけではなく、
何でも他人のせいにすれば、その問題の解決も
見えてこないでしょう。
自己を卑下する必要はありませんが、
自己批判は常にできる状態にしておく
必要はあります。
「私(たち)は常に正しい。だから他人の批判は
全部間違っている。問題が起こるのは全部
他人のせいである」。
ザ・イラショナルビリーフといった文言です。
こんな思考から発する感情はロクなもんじゃ
ないでしょう。自己批判ができれば、少なくとも
こんな思い込みからは解放されるのです。
大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
http://www.kyoto-com.net/
info@kyoto-com
公式ブログ
http://s.ameblo.jp/kyotocommunitas/
看護学校進学部
http://s.ameblo.jp/communitas-nurse/