サクセスフルインテリジェンス
最新の『中央公論』に自己批判に
関する記事がありました。
先のオリンピックのサッカーの日韓戦での
韓国選手の政治的行為を起点とする記事です。
その選手の是非は今は問いませんが、
自己批判なきナショナリズムは怪物と化す
という主張は、私たちの世代は胸に刻んで
おくべきと考えました。どんな場所にいても
視線をぐるっと360度向ければ、何かしらの
問題点が見つかるものです。まして、今自分が
いる(いなければならない)場所なら尚更です。
もし、自己批判がなければ、自分だけが正しいと
考えてしまい、当然他者からの批判は
受け入れないので、このような問題点は
見えなくなるでしょう。
例えば、企業で言えば、そんな企業は遠からず
崩壊することは自明です。またそれだけではなく、
何でも他人のせいにすれば、その問題の解決も
見えてこないでしょう。
自己を卑下する必要はありませんが、
自己批判は常にできる状態にしておく
必要はあります。
「私(たち)は常に正しい。だから他人の批判は
全部間違っている。問題が起こるのは全部
他人のせいである」。
ザ・イラショナルビリーフといった文言です。
こんな思考から発する感情はロクなもんじゃ
ないでしょう。自己批判ができれば、少なくとも
こんな思い込みからは解放されるのです。
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