6月の勉強方法ー臨床心理士指定大学院
いよいよ9月になります。
今年度前期の集大成です。
ここまで来ると、受験直前の人は
新しいことを覚えるというよりは、
自分の机にこの数ヵ月やってきたこと、
ものを全て出して、よく見て、
思い出してください。基本的には
復習を徹底するということです。
その上で、自分がどれくらいの成果をあげたか
何を得たか、前とどう変わったか、どこが
成長したか、どのくらいの論文を集めたか
読んだか、新しく覚えた英単語は何か。
数えきれないくらい振り返って欲しいことが
あります。この振り返りができるかどうかが、
まず一つの目安になります。自分がどれくらいの
ことをしたか、一番よく知っているのは自分です。
もちろん、私もかなりの面で把握はしている
つもりですが、それでも本人が正確に自覚を
しているところに意義があります。
当塾では、5月に受験までを逆算して、予定を
立ててもらいます。その予定をどのくらい達成
できたかも重要です。
これらの振り返りをした上で、何がたりないかを
チェックします。チェック項目が多ければ多いほど
いいと思います。そしてその上で、足りない箇所を
補強するか、得意な部分をさらに補強するかを
決めます。ここらが大学までの入試と違うところです。
大学入試までは、できれば苦手を作らないのが定石です。
しかし、大学院や編入受験では、まんべんなくと言おうと
思えば、辞書を丸暗記するくらいの量になります。
だから、そこは最終調整時の判断になります。
得意技に磨きをかけるか、バランスを重視するかは
難しいところです。各自のタイプによるところが大きい
と思います。いずれかを決めた上で、最終の追い込みを
するのが妥当でしょう。
また、2月入試や、あるいは一年後の入試をお考えの方は
できれば、今のうちに大学院入試直前の状況を、自分の目で
見ていただくのが良いと思います。大学までの入試とは
全く違う準備がなされています。今の当塾の状況を見て
いただくと非常に参考になると思いますので、関心のある方は
是非一度見学に来ていただけたらと思います。
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