あらためて学問の自由
たまに私ネタを書きますと、
私は小中高生用の塾から距離を置きました。
理由はたくさんありすぎるくらいあるのですが、
あえて一つ挙げてみると、顧客が生徒でなく、
親だからです。こんな商売、他に世の中に
あるのでしょうか?多分ないのではないでしょうか?
何のための塾で、誰のための塾かと考えた時、
例えば株式上場して、生徒に何の関係があるのでしょうか?
何のメリットもないことだけは断言できます。
もちろんそういった塾や予備校のすべてを否定するつもりは
ありません。私の考えに合わないだけかもしれません。
だから彼らにできない塾を作ろうと考えて、京都コムニタス設立に
つながったのです。
しかし、最強の塾&予備校なんていうキャッチフレーズが
『ダイヤモンド』という雑誌の表紙になっており、
思わず見てしまいました。まだこの日本では、大学入試が
人生の中で最重要価値に位置付けられていることに驚きました。
しかし、今の社会では、大学に入るだけではなく、そこで
何をしたかが問われるのです。これだけ不況だの就職難だのと
言われても相変わらず大学に入ることをゴールとしている
進歩のなさ度合いにも驚きました。
しかし、一方で万を超える塾生を抱える塾もたくさんあり、
その数にも驚きました。
たくさん驚きましたが、はたして何が「最強」なのでしょう?
年間数万人の最強の塾を出た大学生が就職難民になっているのです。
当たり前のことですが、大学生にとって、人生において重要なことは
大学卒業後です。最強をうたうなら、大学生以降のことを
考えた「教育」をすべきでしょう。しかし親を顧客として、
株式上場できるまで稼ぎ、有名大学に「入る」ことだけを最上価値
として、子どもを「教育(洗脳?)」する。
これで最強?ちゃんちゃらおかしいとはこのことです。
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