言論の自由、発言の自由、解釈の自由
今回からは「悪い講師」編です。
前にも言いましたが、「良くない講師」とは
少し異なります。
悪い講師は教えることが下手というだけではありません。
やはり、人格的なものに着目する必要があります。
今回は「信頼」をテーマにします。
悪い講師はもちろん生徒から信頼されません。
知識が豊富であったり、教えることがうまくても
生徒から信頼されない講師はいます。
若いころ、この現象が不思議でした。
しかし、信頼は生徒との距離が重要な要素です。
極論すると、いくら上手に教えても5メートル離れていたら
意味がありません。
だからといって30センチでは誰もが嫌です。つまり
ほどよい距離が必要なのですが、
悪い講師は距離が遠いか、近いかいずれかです。
多いのは遠いケースです。
本人も無意識なので、気付かないのですが、
大事なところで、生徒が一番教員を必要とするところで
この距離の遠さは、その声を届かなくするのです。
これが積み重なると生徒も無意識のうちに
その教員を信頼しません。
ここでやっかいなのはどちらも無意識だということです。
だから講師にしてみれば、何で信頼されないかが
わからないのです。
まぁ、センスがないと言えばそこまでですが。
よく、マンツーマンがすばらしいという
宣伝文句がありますが、この距離感というのは
生徒によっても変わります。
万人の距離感に合わせられる人というのは
稀にいますが、私は過去に一人しかそんな人は知りません。
もし、マンツーマンをすすめられたら、
是非、その担当講師の距離感と信頼度を
合わせて確認してみてください。
この意味で悪い講師にあたってしまい、
しかもマンツーマン・・・・
これは悲惨です。
明日に続きます。
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