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緊急事態宣言やコロナ禍の何が問題なのか? ~世間にはびこる賛否のどちらにも加担しない~

2021年1月16日

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

コラムカテゴリ:くらし

緊急事態宣言やGoToキャンペーンなどに対する賛否が言われてますが
賛否も何もそれらによって受ける影響を考えれば良いのであって
例えば要請による飲食店等の営業時間の短縮については
強制ではないので営業を続けたいところは営業を続ければ良いと思いますし
対策遵守を考えるなら利用者が考えて利用を控えれば良いだけのことです。

何もお店の側に全て責任の非があり
自粛警察のような形で非難中傷を浴びせることはないでしょう。

要請に応じないお店は店名を公表するなど
まるで恐喝まがいの脅迫のように聞こえますが
事業者も生活がありますので収入がなければ死活問題につながりますから
私はむしろその反骨精神を応援しています。

宿泊業者にとっても深刻なダメージで
私はひたすら心苦しいばかりです。

それでも苦心なさっているお店を非難中傷するくらいなら
単純に利用者が利用しなければ良いんですね。
誰も営業を続けてるからといって利用しなければいけないということはありません。

GoToキャンペーンにしても同じです。

キャンペーンを実施してるから必ず利用しなければいけないというものではなく
不安や心配をする人は利用しなければ良いのです。
ここでも誰も利用しなさいと言ってるわけではありませんし
利用したくなければ利用者が考えて賢くなれば良いのではないでしょうか?

そしたら賛否や非難中傷する対象も変わってくるはずです。

目を向けるべきはどこか?
本当に考えなければならないところはどこなのか?

己の正義の名のもとに自粛警察を気取って
従わないものには制裁をとヒーロー気分で他者を攻撃してしまう心の弱い私たちこそ
己の弱さと考えの至らなさに気づかなければなりません。

もしそうまでして制裁を加えたいというなら
タバコの製造販売や喫煙の禁止(厳格な取り締まり)など
もっと根源的な問題についてこそ言及すれば良いと思います。

誰がGoToキャンペーンや要請に応じず営業を続ける事業者を利用しなさい
従いなさいと強制してるんですか?

まず罰則ありきで補償も何もなく
あってもごくわずかで事業崩壊に直結するような政策こそ
まずは見直さなければならないのではないでしょうか?

従わない人を責めるのではなく
自分たちも自分たちで考えて行動していくだけのこと。

そこには賛否や非難中傷もする必要がないということを理解して
他者を攻撃するだけでなく協力する
よく考えて行動するということをしていきたいものです。

それが真の意味での“自粛”につながるのではないでしょうか?

結局コロナ禍が問題になるのは
ウイルスそのものに対する対抗策がなかったり感染者が増加するからというより
病床や医療体制の逼迫が起こって医療崩壊の危機や重症者
そして死者数の増加に直面するからであって
ウイルスに感染しても私たちが重症化さえしなければ(その恐れさえなければ)
風邪やインフルと同じようにコロナ禍は沈静化し
普段どおりに生活が続けられるだけのことではないでしょうか?

気をつけるべきは感染を恐れたり避けることではなく(もちろんそれも大事ですが)
例え感染しても多くの人がなるべく医療のお世話にならないように
生活習慣を見直したり生活環境の改善に力を入れて取り組むことが
私たち人類がこのコロナ禍を制することに繋がっていくのかもしれません。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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