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共謀罪で政府が本当に阻止したいもの ~法案が目指している真の狙いとは~

2017年5月31日

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

テロ等準備罪、いわゆる共謀罪といわれる法案が強行採決されましたが
私はこの法案、テロを未然に防ぐためだけの法案だとはとても思えないんです。

もちろんテロ行為を未然に防止するためでもあると思いますが
それより私は、ここのところ現実味を帯びつつある
沖縄の独立を阻止するための法案ではないかと思えて仕方ありません。

ご存知のように、沖縄は米軍基地問題によって国と対立し
溝を深めてるような状態です。

現在はそこまで沖縄独立の気運が高いわけではありませんが
このままいけばいずれ構想が持ち上がってもおかしくはありませんし
もしそういう気運が高まったとしてもその前にこの法案を成立させてしまえば
独立運動を阻止する名目として取り締まる事も可能になります。

つまり政府は基地移転(沖縄の米軍基地問題)を自分たちの優位に押し進めつつ
更には沖縄の独立構想を既に予見していて
共謀罪によって未然に防ごうという算段ではないかと思ったわけです。

これはかなりうがった見解であり、深読みしすぎなだけであろう事は自分でも承知しています。

しかし沖縄の問題が個人的な関心事の範疇であるからこそ
あのように政府が躍起になってる姿から
どうしてもそう思わずにはいられないんですね。
自然に結び付いてしまうんです。

政府が本当にそこまで考えてこの法案を成立させようとしてるのか
私にとって真相は重要ではありません。

ただいずれにしてもこの法案は、今私がお話したような内容さえ罪に問えるような法案であり
反対してる人たちが言論の自由の規制だと言っているように
余りにも危険な法案だという事は伝わりましたでしょうか?
(話題にする事も許されない)

皆さんには今回のコラムを、私の個人的な見解や沖縄独立の話としてではなく
この共謀罪という法案がどういうものであるのかといった視点で
ぞれぞれ独自に考えてみて頂きたいのです。

そして自分に関係ない、テロの計画なんてしないからどうでもいいなんて無関心が
考える事の放棄(他者からの苦しみの原因)に繋がるんだという事と
自分の問題(悩み)に置き換えた時に
表面的な見えている部分(自分のわかってる範囲、または事柄)だけで判断していないか
学びの一助にしていただければ幸いです。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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