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趣味はやっぱり必要か?―何もない人生だな、と言われたとしても・・― 

海江田博士

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テーマ:自分を振り返る

今日の目次
・「飲酒」と書いた私
・どうもお酒が体質的に・・・
・[太字]趣味はいらないのでは

・あっ、これは趣味かも
・結局は自己流で
・「あり合わせ料理」の極意
・「ほれ、食え」と言える日


「飲酒」と書いた私

私には趣味というものがありません。昔、税理士会の名簿に掲載するのに「趣味」を書く欄がありました。多くの先生は、読書、ゴルフ、散歩、ジョギング、山歩き、釣りといったものをあげておられました。
当時の私は、ゴルフにもよく行ってはいたのですが、それを「趣味」としてあげるつもりはありませんでした。読書もまあまあ途切らせることなく続けている方だと思いますが、やはり「趣味」と呼ぶのには抵抗があります。そもそも「趣味」で本を読んでいるつもりはないからです。
というわけで、あれこれ考えて、「飲酒」と書きました。ずっとお酒は好きで、晩酌を欠かしたことはなかったからです。お酒だったら「趣味」と公言することに抵抗はなかったのです。酒量は多少減ってきたものの、お酒だけは途切れることなく嗜んできていました。

どうもお酒が体質的に・・・

ところが、7,8年前のことですが、お酒を飲んでいて、ひどく気分が悪くなったことがあったのです。それは、飲み過ぎて気持ちが悪くなった、といった類のものではありませんでした。目がかすみ、冷汗が出て、心臓が締め付けられるような気分がして、ひっくり返ってしまったのです。
しばらく安静にしていたらおさまりましたが、それっきりお酒があまりおいしくなくなってしまいました。その後もお酒の席で、2度ほど同じような気分の悪さに襲われたことがあり、いよいよお酒がおいしくなくなったのです。
という経緯があって、それまでほぼ毎晩続けていた晩酌をやめてしまいました。別に飲まなくても、普通に眠れることも確認できたため、お酒は必需品ではなくなったのです。
もちろん、今でも懇親会やちょっとした酒の席という奴には、ちゃんとつき合っています。しかし、それ以上に進んで飲むことは、昔に比べて極端に少なくなってしまいました。

趣味はいらないのでは

さあ、しかしそうなると、いよいよ趣味という奴がなくなってきました。昔、趣味の欄に「飲酒」とまで書いた私ですが、酒を嗜むということがなくなると、「趣味は何ですか?」と聞かれたとき、何と答えようもなくなってきたのです。(「別に、無理に答えなくてもいいじゃん。」という説もあるにはありますが・・・)
で、「趣味」ということについて、改めて考えてみたのです。というより、昔からこの「趣味」というテーマについては時々考えていました。
私は、静かに真面目にコツコツと仕事に打ち込む、といったタイプではありません。同じようなことをずっと繰り返すのがとても苦手な人間なのです。
というわけで、仕事においても常に何か新しいチャンスはないか、面白い切り口はないものか、と考えています。コツコツと仕事にいそしむタイプの人には、気持ちや頭の切り替えのために「趣味」という奴が必要なのかも知れません。
しかし、どうも私の場合は「それがなくては困る」という状況にはならないのです。思い出してみるに、ひたすらそういうもの(「趣味」みたいな)を追いかけたという覚えもありません。
つまり、私は「ことさら「趣味」がなくても、常に何かしらの「切り替え」は自動的に行なっているんじゃないか。」
ということなのです。まあ、とはいえ「私の趣味は仕事です。」とかいうのも、カッコつけてるみたいで、なんか抵抗がありますしねえ・・・
食通になる、ワインを極める、俳句を嗜む、ゴルフに上達する、バードウォッチングを始める、温泉を巡る、なんてアイテムも浮かんできます。友人には、そういった趣味を新しく始めた連中もいるみたいです。

あっ、これは趣味かも

そんなことをボンヤリ考えていたら、「あ、これだったら自然に入っていけるかも・・」と、言うものを思いつきました。それは「料理」です。これにはそれなりの理由があります。
核家族として東京で暮らしていた娘たち(長女と次女の二人)が、出産及び子育て大変、というタイミングでカミさんは、娘たちのサポートに入るために、私を一人置いて東京に行ってしまいました。
学生時代や独身時代、一人暮らしも経験しているので、掃除や洗濯には特段困りませんでした。ただ、3度3度のご飯をどうするか、という課題にはいささか戸惑いました。最初、外食やコンビニ弁当で済ましていたのですが、これは身体に良くないな、とすぐに気がつきました。
と、そんな経緯もあって、やむにやまれずご飯を作り始めたのです。

結局は自己流で

初めはネットを利用して、クックパッドなどのレシピを見ながら、見よう見まねで作ったりしていたのですが、生来そんなに几帳面な方ではないので、それもすぐに面倒くさくなってしまいました。
私は好き嫌いがあまりなく、何でも食べられる方なので、多少、料理の仕上がりが失敗していたとしても、食べられない、ということはありません。という事情もあって、自分のオリジナル料理を作り始めたのです。
あれとこれを組み合わせたらどうなるだろう?などと考え始めたら、試してみなくては気がすまなくなってきました。昼間、仕事の途中、ふと晩御飯のことを考えて「そうだ!今夜はあの素材とあの素材を組み合わせてみよう。」などと考えている自分がいたりします。
仕事を終えて家に帰ると、昼間思いついた材料を組み合わせで作ってみるのですが、思い通りだったこともあれば、失敗に終わることもあります。まあ、多少失敗だったとしても、私はそのまま食ってしまうので関係ありません。

「あり合わせ料理」の極意

とはいえ、あからさまな失敗はそれほど多くもなく、ほぼ想像したとおりの味に仕上がっています。大丈夫かなあ??と、やや不安なときには、チーズとか胡椒とかを、ちょっと多めに足せばなんとか格好がつくもんです。
テレビとかで、よく
「冷蔵庫の中の有り合わせのもので、とりあえず作ってみました。」
といったセリフを聞くことがありますが、昔からあれってなんかカッコいいなあ、と思っていました。そして、私はあれはてっきり料理の達人級の人のなせる業だと思っていたのです。
しかし、自分でやるようになって、料理のベテランでなくても、私みたいなテキトー人間でも作れるということが確認できたのは新たな発見でした。というか、「あり合わせ料理」という奴は、そっちのタイプの方が向いているのかも知れません。

「ほれ、食え」と言える日

私のカミさんは、レシピ通りの手堅い料理しか作りません。ちょっとでも変わった食べ物だと自分が食べられないからです。
それに比べると、私は少々変わったものでも何とか食えるので、料理のバリエーションは結構増えるかも知れないな、と思っています。今はほとんど自分で食べるだけですが、そのうち、息子とか娘たちの旦那くらいには、多少得体のしれないものが出来上がっても「ほれ、食え。」と食べさせるかも知れません。
まだ、料理を「趣味」と書くほど得意でもないし、どこまで好きになれるか今のところ不明ではありますが、なんだか楽しくなりそうな予感はしています。料理が得意になれば趣味と実益が兼ねられて一石二鳥です。
まあ、今でも無理に「趣味」など作ろうとは考えていない私ではありますが、料理みたいになんか自然に身に付くものがあればいいな、とは思います。この先、そんなものが見つかったらそれも人生の楽しみの一つにしていきますか。

或る日の夕飯。一応バランスは考えております。

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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