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コラム
「オムニチャネル」の構築は避けて通れないテーマ―時代とともに変化するビジネスモデルーⅣ(おしまい)
2020年4月14日
[リアル店舗を展開していてもITの活用は極めて重要]
インターネットを通じて、様々なサービスを受けることができるのであれば、ショッピングに手間や時間をかけたくない、と思う人が一定程度出てくるのは不思議な話ではないのが今の世の中・・・・
とはいえ、ネット通販だけが今後の企業成長の鍵なのか、というとそう単純な話でもありません。
読売新聞の特集では次のような事例も紹介していました。
―アメリカでネット通販が勢いを増すなか、収益を伸ばす流通大手もある。成功の秘訣はITの活用だ。
米小売り最大手ウォルマートは、昨年11月~今年1月、米国内の既存店売上高が前年同期比1,8%増えた。(中略)
ウォルマートが開発した「スキャン・アンド・ゴ-」と呼ぶサービスは、客が店内で商品のバーコードにスマホをかざすだけで、支払いはクレジットカードで決済される。客はレジに並ばずに買い物を済ますことができる。―
つまり、リアル店舗を展開している中でも、ITの活用は極めて重要ということなのです。
この点を「小売業者が生き延びるには、リアル店舗とネットを融合したオムニチャネル(*)の確立が不可欠」と、指摘するコンサルタントもいます。
こういった流れについては私も意識していました。
私の経営している会計事務所は、モノを流通販売している訳ではありませんが、リアル店舗である事務所とITを通じての情報発信については、その融合についてかなり力を入れて取り組んでいます。
いずれにしても先述の「オムニチャネル」の構築は、事業を続けている限り避けて通れないテーマだと思います。
企業経営者は、このテーマに正面から取り組んでいただきたいと考える所以です。
(*)オムニチャネル:店舗やインターネットなど様々な販売窓口(チャネル)を通じて商品を購入できる仕組み。「オムニ」は「全て」を意味するラテン語。
おしまい
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