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コラム
顧客のOA化は事務所を挙げて取り組んだ―「OA化?」コンピュータ導入黎明期を振り返って改めて考える―Ⅳ
2019年3月18日
[あの強引さがなければ今の事務所はなかった]
当たり前のように、数字処理との相性が極めて優れているコンピュータは、我々にとって、なくてはならない存在となりました。
そういう経緯もあって、会計人の業界は、コンピュータ導入については他の業界に比べて先駆者だったはずです。
問題はその後なのですが・・・
さて、それから更に普及の速度が速くなったパソコンは、やがてお客さんのところへも導入され始めました。
入り始めたといっても、私の記憶ではお客さんの方があまり積極的だったとは言えません。
というのは、経理処理というのはどちらかといえば、守りの仕事になります。
普通、経営者は、いつの時代もお金を稼ぐ方の分野に興味があるものです。
守りの分野は二の次なのです。
そういう背景もあって、販売管理や在庫管理、或いは必ず毎月発生する給与計算といった分野に興味は向いていたのではないかと思います。
経理処理のハードやソフトにそんなにお金をかけたくない、という雰囲気を感じたことを思い出します。(今もその雰囲気はないではないのですが・・・)
とはいえ、我々の強力なプッシュもあって、お客さん企業の会計部門へのパソコン導入も徐々に進んでいきました。
私の事務所では、20年近く前からお客さんへのパソコン導入、つまり顧客のOA化は事務所を挙げて取り組んだのです。
当初、お客さんの抵抗も所内の抵抗は結構すさまじいものでしたが、私はかまわずこの方針を進めたのです。
思い出してみれば、あのときあの強引さがなければ、今の事務所はないだろうな、と胸をなでおろしているのです。
今や2モニター体制
つづく
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