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コラム
パラレル的に仕事を進める才能は女性の方が優れている―経営と家事の共通項と違いについて考える―Ⅴ
2018年11月26日
[仕事は直線的に縦に並べることができない]
「経営」には商品戦略、販売戦略(営業戦略)の他にも、人事、労務、財務や新規事業といった管理業務を含めて、様々な課題が山積みです。
つまり、家事と経営の共通点は、同時にいくつものお手玉を操らなければならない、というところにあるのです。
ひとつのお手玉が済んだら次のお手玉というように、一つ一つ済ませていけばいい、というわけにはいかない構造になっているのです。
そもそも、仕事を直線的に縦に並べることができません。
常にパラレルの状態で進めなければならないのが、仕事にしても家事しても受け入れざるを得ない宿命のようなものなのです。
この辺が役割分担のはっきりしている専門職、或いは職人さんの仕事とは明らかに違っている特徴でもあります。
そのために常に多重的に次の段取りを考えながら今の仕事を進めなければなりません。
こういう多重的パラレル的に、次の段取りとの糊代(のりしろ)を作りながら仕事を進める才能は、女性の方が優れていると認めざるを得ない、といえましょう。
どちらかというと、男は一つのことに没頭させた方が向いている人が多いのです。
かくいう私も、仕事においては、日常的に発生する総務的なことや処理業務のほとんどは担当者に任せています。
できれば、判断、決済、次の戦略構想などに気持ちを集中させたいところです。
そんな私が、家事のすべてをやる羽目になったのだから大変でした。
カミさんに任せていた部分がいかに大きかったかがよくわかりました。
共働きの夫婦で、いつも奥さんの方に家事の負担が過重にかかっているとしたら、相当不満が溜まるのも無理はないと思います。
一人暮らしだと、ついラーメンの回数が・・・
つづく
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