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海江田博士

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海江田博士(かいえだひろし)

海江田経営会計事務所 

コラム

「俺の頭の良し悪し論争」は決着を迎えたのか?―頭がいいとは何を指すのか?―Ⅱ

自分を振り返る

2018年7月13日

[受験においても挽回のチャンスを捉えることができず失敗の上塗り]


その後、この「いったい俺は頭がいいのか悪いのか問題」は、私の人生に大きな影を落とすことになります。
「どうも小さい頃思っていたほど俺の頭は良さそうにもない。」・・・
「いやそんなことはない。何かボタンをかけ違っただけだ。挽回できるはずだ。」・・・
「なんかパッとしない。やっぱり俺はダメなんだ!」・・・
行ったり来たりグジグジと悩む日々が続いたのです。

頭の良し悪し・・・この問題の大きな判定要素となる人生の中の節目の一つに「大学受験」というものがあります。
例えば私のように、初め中学校くらいで躓いても、この大学受験で挽回すればチャラになるはずです。
出だしで勉強のできなかったことなど、全く帳消しになるくらいのチャンスであります。

ところが、私はこの受験においても挽回のチャンスを捉えることができませんでした。
失敗の上塗りをしてしまったのです。(とはいえ、浪人生活を経て、なんとか希望の範囲の大学へ進学できたのではありますが・・・)

進学校での最初の躓き、受験競争での失敗、この二つの出来事で私の中の「俺の頭の良し悪し論争」は決着を迎えたかのように思えたのです。
「あんまり、頭、よくねえなあ、俺!」・・・
それでも、自分にその烙印を決定的に押すことはできないでいました。

大学は商学部に進んだのですが、簿記や会計の勉強がどうもいまいちしっくりときません。
グダグダしているうちに、学生の特権である、ただお勉強だけをしていればそれでいい、という人生における貴重な最後のチャンスもうまく活かせたとは言えないまま卒業を迎えたのです。

卒業後は会計事務所に就職したのですが、ここでの仕事もどんどん吸収したかといえばそうでもありませんでした。
この頃は、頭が良いとか悪いとかというよりも「向き不向き」ということを考えさせられた時期でもありました。

で、その後、大学院に進むという形で学生に戻ることとなったのです。
この時はさすがに大学生の頃よりはかなりまじめに勉強しました。

自分より年下の大学院生に囲まれる中で、頭の良し悪しもさることながら、久しぶりに受ける試験や単位論文を書くにあたって、要領の良さ悪さという点についても考えさせられた。
要領もあんまりよくないのかな、俺、と思わされる場面も多々あったのです。



賢そうに見せるの図(いかにもわざとらしい)


つづく

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