笑いのツボっていろいろだよね―ジェネレーションによって違う「何が可笑しいのか・・・」―Ⅱ
若いつもりでも、今の音楽が受け入れられない、というのは柔軟でなくなった証拠でしょうか・・・
なんだか話が明後日(あさって)の方へ行ってしまいました。
そんな私が「すごいなー!」と思うのは、今は失脚されてしまいましたが、元セブン&アイ・ホールディングス会長・CEOの鈴木敏文氏です。
この80歳を過ぎたお爺さんの柔軟性は半端ではありませんでした。
いつかも「日経ビジネス」の「賢人の警鐘」というコラム欄で次のようなタイトルでしゃべっておられました。
「できないと判断しない。インフラとなったコンビニは究極の変化対応業だ。」
このコラムの中でも、やはり次々とその柔軟性を証明するかのような発言を繰り返しておられたのです。
昔、24時間営業に反対され、それを押し切った頃を振り返って
「世の中の変化に対応し、新たなニーズに常に目を向けてきたことで、セブン・イレブンは今では生活のインフラと言っていただける存在へと進化した。」
と述べておられました。
また、
「企業の都合で『できない』と判断してはいけない。
これが私の一貫した考え方だ。(中略)
私はお客様の立場でシンプルに考えただけだ。」
と、言われています。
これは、鈴木会長の著書を読んでいても、確かにずっと変わらない主張です。
コラムの最後
「どうすれば消費者のニーズに応えられるのか。
競合のまねはせず、世の中をじっと見て自分の頭で考えることだ。(中略)
あらゆるニーズを取り込み進化が続く。
コンビニは究極の変化対応業だ。」
と、結んでおられました。
このご老人、経験と洞察力、それに柔軟性が加わった最強の組合せを持っています。
何かしらの形で復活劇があるのではないか、と私は思っています。
日はまた昇る。鈴木元会長の復活劇はあるのか?
おしまい
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。