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コラム
伝統の破壊と再生―日本酒の挑戦―Ⅰ
2018年2月9日
[『獺祭』最初の出会い]
先日、ある懇親会の2次会で、いつもならビールのあとは大抵焼酎なのですが、この日はどういう訳か、珍しく
「そうだ。たまには日本酒を飲もう。」
ということになりました。
すると、メンバーの一人が
「あ、この店には『獺祭(だっさい)』が置いてある。飲もう、飲もう。」
と、騒いでいます。
なんのことだろう?と不思議に思っていたら、今評判のお酒らしいことが後でわかったのです。
その時は、前もって「獺祭」の評判を知っていた何人かで、ワイワイと飲んでしまったために、残念ながら私の口には入りませんでした。
それからいくらもたたないうちに、この『獺祭』のことがインターネットの特集で取り上げられていたのです。
現社長の桜井博志氏へのインタビュー形式のこの記事から、現代経営についての面白いヒントに気付かされたのでここで取り上げてみたいと思います。
記事は次のような書き出しで始まります。
― 山口県の山奥に、売上高をこの30年間で約40倍に伸ばした酒蔵がある。
その銘柄は日本酒「獺祭(だっさい)」。
「純米大吟醸酒」として日本一の出荷量を誇り、世界20カ国に輸出されている。
200年以上の歴史をもつ酒蔵がどうやって生まれ変わったのか。―
焼酎ブームその他の影響で、日本酒がかなり長い間苦戦していたことは知っていましたが、近年、そのシェアを回復しつつあるとも聞いていました。
インタビューでは、日本酒苦戦の要因からどうやって業績を回復して行ったかについて、桜井社長が自身の体験をもとに述べておられました。
すみません<m(__)m>
横向きの写真しかありませんでした。
つづく
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