販売促進について考える―まだまだ手薄な地方企業における販売促進戦略事情―Ⅱ
業界内のつき合いばかりで、外に対しては先述した名詞の1枚も配ったことのない社長。
会社案内や業務の紹介、自社の取扱商品のパンフレットを1度も作ったことのない法人。
これらは、販売促進に関してもっと真剣に考えてみる必要があるのではないでしょうか。
こういう数々のツールは、その作成段階で自社のビジネスやその特徴、取り扱っている商品、などをもう一度見直すいい機会になります。
いわば、自社全体を棚卸することになるのです。
そういった作業の中で自社の業務について、0ベースで考えてみる。
つまり、業務のスクラップ&ビルドを行なってみるのもいいかも知れません。
また、販売促進は様々なツールの作成やマスメディアを媒体とした広告宣伝を含むので、お金が非常にかかるのでは、と心配する向がもあると思います。
確かに広告宣伝をこれまでのように、マス媒体一辺倒で考えれば、非常に費用のかかるのが販売促進ということになります。
しかしながら、今はホームページに掲載するブログや、フェイスブック、ツィッターなど様々なSNS、地域FM局などもあり、工夫次第でいろいろな手を打つことができます。
これらの新しい媒体は、費用も安く小回りが利くので中小零細企業にはもっとも使いやすく、効果も望むことのできる媒体なのです。
そしてなによりも、一番肝心なことは、これまでより一歩顧客の方へ踏み出すという決意とそれを実現していく行動力なのです。
おしまい
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。