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コラム
どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅳ(おしまい)
2017年6月1日
この立地のお話で言えば、何年か前、神奈川県川崎市に事務所を構えていた友人の若手税理士が、当時の彼としてはちょっと無理をして港区青山に移ったことがありました。
それを聞いた私は、新しいオフィスはどんな感じかこの目で見たくなって彼のもとを訪ねたことがあります。
引っ越してからいくらも経たない頃、その彼から聞いた話です。
引っ越しが済んで少し落ち着いた後、彼がいつものように神奈川のクライアントさんに電話して「これから伺います。」と言うと、先方の社長さんが「いやこちらから行くよ。」とおっしゃったそうです。
友人の税理士が
「そんな申し訳ないですよ。こちらから行きますよ。」
と応えると、その社長さんは
「そうじゃないんだよ、先生。俺がそっち(青山)へ行きたいんだよ。」
と言われたそうなのです。
その事実には当の友人税理士も少し驚いていました。
「前の事務所だったら絶対にそんなことなかったです。無理して引っ越してよかったですよ。」
彼はつくづくそう思ったようです。
「立地というバリュー」・・・業種によっては無視できない極めて重要な要素です。
ネット全盛の現在においても、リアル店舗の持つ立地のイメージというものは、また違う意味で大きな効果を発揮し始めるかも知れません。
ライトアップされた東京丸の内の商業エリア。
この立地だとバリューは高いです。
おしまい
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