- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
若者の起業を邪魔するな!―とりあえず応援してあげなよ!大切なのは先輩経営者の度量―
2017年1月29日
以前のことですが、日経ビジネスに面白いコラムがあったので紹介したいと思います。
ユーグレナ社長の出雲充氏が書いた「異説異論」というコーナーでの記事です。
出雲氏は、このコラムで
― やるべきことは、失敗しても再チャレンジできる環境を整えること。
そして、起業しようとする若者に余計なアドバイスをして志をくじくようなことをしないことだ。―
とまず提言をなさっていました。
どういうことかというと、世間でよく行われている「起業アイディアコンテスト」のようなイベントでは、審査員は大企業のトップや大学の先生方が担当されているのですが、出雲氏が見るところでは、その様子が「かなり厳しいなあ。」と感じるらしいのです。
― 緊張してプレゼンする若者に対して
「君の事業の強みは何か。」
「何年で収益ベースに乗れるのか。」
「大手が参入したらどう対策を打つのか。」
などと次々と鋭い突っ込みが入る。(中略)
すっかり気落ちしてしまった企業家の卵たち。
かわいそうで見るに忍びない。―
なるほど、私も仮に若者が上記の質問を想定していて要領よく答えられたとしても、それがそれほど意味のあることとは思えません。
それなりの答えを用意していたとしても、世の中の状況など幾らでも変わるからです。
それよりも大切なのは、起業への情熱であり、まず行動を起こすことでしょう。
逆に、外側の人間からすれば、彼らに行動を起こさせることこそ重要なのではないでしょうか。
まず行動を起こしてもらわなければならないのに、出鼻をくじく側に回っては本当に意味がありません。
私のプレゼン風景。
みんなを納得させらるのでしょうか。
つづく
関連するコラム
- 若者の起業を邪魔するな!―とりあえず応援してあげなよ!大切なのは先輩経営者の度量―Ⅱ 2017-01-30
- 若者の起業を邪魔するな!―とりあえず応援してあげなよ!大切なのは先輩経営者の度量―Ⅲ(おしまい) 2017-01-31
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。