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コラム
景気という「気」について考える―欲しい「そんなのかんけぇーねぇと言える迫力」Ⅳ(おしまい)
2017年1月14日 公開 / 2017年1月18日更新
それでは中小零細企業は、何を基準に経営を組み立てればいいのでしょうか。
その点に関しては以下のように述べられています。
― ビジネスにおいて、思うような業績になっていないとき、まず疑うべきは景気ではなく行なっている展開です。
3年前や5年前と同じことをしていれば、売上が上がらないのは当然です。
逆に言えば、毎年新たな手法、サービス、商品、新事業…に取り組んでいる場合、「この打ち手はうまく行った」「こっちはイマイチだった」…という、自らの活動に対する評価はあっても、不景気だから…という考えはありません。―
自らの事業に対する判断の軸足をを、「景気」ではなく行なっている「展開」に求めるべき、というのは、極めて明快な提言であります。
「景気」は他者依存を象徴する言葉であり、「展開」は自らの意思によって決まるものだからです。
経営者は、徹底して自主的、自発的に事業に挑戦していかなければなりません。
そうやって、自発的に挑戦して掴んでいった試行錯誤(トライアル&エラー)の中からしか未来への解決策は生まれないのです。
一見しんどそうに見えますが、これこそ経営の醍醐味と言えるでしょう。
このトライアルに存分に挑戦できるのは社長しかいないのです。
景気がどうのこうのなどと、たわ言を言っていないで、大いに「社長業」を楽しんで欲しいと思います。
おしまい
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