地方商店街 衰退の原因
こうやって書いてくると、このレベルのマーケティングは極めて難しそうに感じるかも知れません。
しかし、私は案外そうでもないと思っています。
例えば、他の業界では当り前にやっていたことが、自分の業界では全く行われていないとか、昔からこれこれこういうやり方しかしてこなかった、それが当然とずっと思われてきたとかいうことが仮にあるとすれば、違う考え方ややり方を当てはめてみるというのはどうでしょうか。
意外にすんなりとあてはまるケースも出てくるかも知れません。
これは、仕掛けてみた突拍子もない企画や取りあえずやってみた試みが、後付けで新たなニーズを作り出した、というマーケティングになります。
実現できれば、これこそがマーケティングの醍醐味といえましょう。
税理士の世界でいえば、隣接しているけれどもまだ一度も行われたことのない組み合わせ、とかいうことが可能になればこれに近いイメージになります。
ここで具体例を挙げることはできないが、守備範囲の広い税理士業務ならではの組み合わせという世界はあるのではないでしょうか。
第1段階から第4段階まで、後になるほど難易度のハードルは上がっていきます。
しかし、高いハードルを越えれば越えるほど、価格にも無駄な競争にも左右されない独自の世界を作り上げることが可能になるのです。
マーケティング的チャレンジ。
やってみる価値があると思いませんか。
おしまい