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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話2062《これ位は心得ておきたい日常生活の作法②「品のいい挨拶」》

2021年9月10日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:くらし

長い間ホテルで接客の仕事に携わり、数えきれないくらいの挨拶を経験しましたが、今から思うと、本当に様になっていた挨拶がどれくらいあったか不安です。

あくまで長年の経験を通じての私の見解ですが、挨拶の上手な人は何かと得をすると思います。

ビジネスシーンにおいても美しい挨拶は、大きな武器になるということです。

だから常にさらりと「品の良い挨拶」を心がけて頂きたいものです。

ちなみに挨拶は、捉え方によっては役者が演じる演技のようなもので、相手に「見られるもの」と同時に、相手から「見せられるもの」でもあります。

従って挨拶の上手下手で好感度が大きく異なるわけです。

では品の良い挨拶とはどのようなものでしょうか?

心と形が一体になることが大切と考えます。

具体的には下記のようなことを心がけて頂ければいいでしょう。

〇大きな声で、はっきりと!
折角挨拶しても相手に伝わらなくては意味ありません。
相手に伝わるだけの「声のボリューム」を出し惜しみしないで下さいね。
TPOに応じて上手に調整することも大切です。

〇優しく相手の目を見る
挨拶をするときの視線は大切です。
出来れば相手に身体を向け、優しく目の当たりを見て下さい。

〇笑顔を添えて
にこやかな挨拶は、された方もとてもうれしいものです。
また周囲でそれを見た人まで明るくさせます。

〇相手に対する思いやりの言葉を添えて
家族、友人、地域の人、あるいはビジネスシーンなどで異なりますが、相手の状況に応じた思いやりの言葉が加味されればいいですね。

〇最後に挨拶は「心を込めて」
誠意や思いやりの気持ちを満たしていることが大切です。


四季が豊かで自然と共有してきた日本人は、感性豊かな文化の中で挨拶を交わしてきました。

だから今でも皆から愛される人は、例外なく挨拶上手の人が多い気がします。

相手の存在を認め、それを受け入れ、自ら心を開き、相手に近づき、相手の心に入ることができるからです。

長引くコロナの影響もあって、最近どうも家族関係や夫婦関係が思わしくない、職場の人間関係が希薄になった、なかなか友人ができない、自信がなくなったなどと感じている人も多いと思います。

もう一度周囲の人との挨拶を見直してはいかがでしょうか。

今後順を追って品のいい「お辞儀」、さらに「立礼」と「座礼」に詳しく触れてみたいと思います。

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