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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1878《お辞儀はし過ぎるくらいがちょうど良い!「下から目線」の勧め》

2019年8月30日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

長雨が続いていますが山里ではトンボが飛び交い、いつの間にかまっすぐ伸びた稲穂に米の花が咲き始めました。

まさに里の小さな秋を連想させる頃です。

ちなみに花が受粉するのは概ね二百十日頃といわれますが、今は強風や豪雨よりも強い日差しが欲しいところですね。

もともと春雨にせよ秋雨にせよ、優しく、しとしとと降り続くのが相場でしたが、地球温暖化のせいでしょうか、半端ではなく強烈な雨になりました。

自然との接し方を地球規模で考えなければいけませんね。

そして「自然に優しく」という上から目線ではなく、「自然に優しく接してもらっている」というように、下から目線で捉えることが大事ではないでしょうか・・・。

人付き合いもしかりです。

私の場合はホテル業界でしたから、常に聞き役に徹し、お客様からは上から目線で見られていたと思います。

お客様はスタッフを上から目線で見ますが、私達は下からお客様を見るということです。

実は長い目で見れば、これは大変自分磨きによく効きます。

例えば下からお客様を尊敬してみると、お客様がどういう人物かとてもよくわかります。

短所も長所も非常によくわかりますが、特に相手の良い点が目につきます。

「お客様理解」につながりファン客をつかむ大きな武器になるわけです。

この長所をさりげなく言葉にして具体的に褒めると、お客様はとても喜び、親しみを持ってくれます。

またお客様の良いところは、積極的に自分にも取り入れることができます。

しかし上から目線で相手を見れば、自分の自尊心は満足できるかもしれませんが、得るところはほとんどないでしょう。

だから私は今でも初対面の人と接するときには常に下から目線です。

数を踏めば踏むほど自分に磨きがかかるということです。

私の講演でリピートが多いのも、常にこのような地道な努力があるからだと思っています。

加えて下から目線で大切なことは、とにかく「聞き上手」になることです。
「話し上手の聞き下手」は嫌われるでしょう。

「いかなる時でも、お辞儀は、し足りないよりも、し過ぎの方がいい」。
これはロシアの文豪トルストイの言葉です。

人と交わる時には、腰は低すぎるくらいがちょうどいいということです。

日本には「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉がありますね。

何時の時代でも、自然と、人には謙虚な心で接したいものです。

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