マナーうんちく話1707《あなたは大丈夫?人間関係のマナー①》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:人間関係を良好にするマナー

長年地域、職場、各種団体、施設・病院、学校等でマナー及び生きがいづくりに関する講演や研修に携わっていますが、どこでも人間関係の悩みは絶えないようです。

日本は世界に誇るものが多々ありますが、往々にしてコミュニケーションは得意でないようですね。

物が豊かで便利になり、コミュニケーションツールも格段に発達しているにもかかわらず、家庭でも、地域でも、職場でも、良好な人間関係が築けていないような気がしますが、いかがでしょうか・・・。

いくら豪華な家に住んでも、家庭内の人間関係がぎくしゃくしていれば快適な生活は程遠くなるでしょう。

いくら職場で出世しても、職場内での人間関係が悪ければ仕事が面白くないでしょう。

加えて立派な家に住み、仕事に恵まれていても、地域間での交流がスムーズでなければ多くの不安を抱えることにもなりかねません。

人間関係の問題は古今東西尽きないかもしれませんね。

しかし天災のように相手が自然で、人間の力が及ばないことはありません。
人間関係は人と人の問題ですから、互いの心掛け次第で解決の道はいとも簡単に開けることもあります。

防災工事のように多額の予算を組む必要はありませんし、また税金がかかることもありません。

しかも誰でも、どこでも、心がけ次第で簡単にできることが多いのが特徴です。

さらによほどのことがない限り、人は良好な人間関係を築き、それを維持したいと願うものです。

それでも、周囲とうまくいかないと心苦しく思っている人は、一度次の点を気にかけて下さい。

〇ともすれば、人を第一印象で判断する癖がある。

〇独りよがりのところがある。

〇誰にでも気に入ってもらいたくて、八方美人的なところがある。

〇場の雰囲気を読むのが苦手。

〇何事も自分中心。

相手との性の違い、年齢の違い、育った環境の違い、嗜好の違い、価値観の違い、教育レベルの違い、宗教の違いなど、人間関係を築くうえで難しい要素は多々ありますが、それらの人とかかわりあいながら、生きていかなければならないのが現代社会です。

同じ立場と思える人でも、物の考えが違って当たり前です。
血がつながっていてもしかりです。

互いに「異なるものだ」ということをしっかり心にとめて、これからお話していく基本的マナーを理解し、スムーズな人間関係を築いて、豊かな人生をお送りください。

基本は先ず自分を大切にしたうえでの話です。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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