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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話1681《「水無月」だけど、水に最も縁が深い6月の歳時》

歳時記のマナー

2018年6月1日

先日来の雨で、にわかにカエルの鳴き声が高らかになり、本格的に田植えの準備が忙しくなりました。

蛙はもとの場所に変える習性があり、昔から逃げた女房が帰る、無くした財布が返えると言われ縁起がいいとされていました。

ちなみに大きな声で鳴くのは雄の蛙です。
鳴き声で雌の蛙を引き寄せて、交尾相手に選んでいただくわけです。
蛙にとっては恋の季節を迎えたということでしょう。

ところで6月は旧暦では「水無月」と表現しますが、6月といえばまさに梅雨のシーズンで、実際には一年でもっとも雨に縁が深い月です。

ではなぜ水無月になったのでしょうか。
実は「水無月」の「無」は「・・・の」という意味だそうで、「水の月」を意味するそうです。

つまり水無月は「田んぼに水を引く月」ということになるわけですね。
水を張った田んぼに、蛙がやってきて、恋をする月のようですね。

そして今ではクールビズも5月からスタートしていますが、6月1日は「衣替え」の日でもあります。

季節によりその季節に相応しい衣装を変えるのは、世界でもユニークな文化ですが、四季が明確に分かれている日本ならではの伝統です。

衣装、住まいのインテリ、建具などを変えることにより、季節の折り目を正し、自然と共生した平安貴族の伝統行事です。

つまり暮らしのメリハリをつけることで、季節と同化して、精神的にも凛としようと試みた先人の知恵でしょう。
いつまでの残しておきたい日本の文化だと思います。

そして6月11日は雑節の一つ「入梅」です。
今年は「梅雨入り」が早かったようですが、梅雨入りのタイミングを知ることは、農家にとって、田植えの日取りを決めるうえで非常に大切なことでした。

梅雨入りが暦に掲載されるようになったのは1685年頃からだといわれていますが、梅雨と田植えと日本人の関係は昔から切っても切れない関係にあったようですね。

さらに梅雨入りから10日たった6月21日は、二十四節気の一つ「夏至」で季節の大きな節目に当たります。

昼が最も長くなり、本格的な夏に近づく頃で、何もかも非常に活動的になる時節でもあります。

しかし梅雨のもとの意味は「黴雨」、つまりカビをもたらす雨のことです。
食中毒に注意して元気でご活躍下さい。

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