マナーうんちく話453≪冬来りなば春遠からじ≫
コラム発信とともに講演会・研修会講師として、多くの研修会や講演を担当させて頂きました。内容は「マナーに関するもの」と「生きがいづくりに関するもの」に大別できますが、「冠婚葬祭」や「年中行事」に関する依頼が相変わらず人気です。
公民館講座として、あるいは各種団体、教育委員会、地域からの依頼などなど様々ですが、その内容について触れておきます。
先日開催された「赤磐ふれあいアカデミー」(赤磐市教育委員会、山陽新聞社後援)第1回講座を例にとります。
●日時:平成29年7月22日 13時より15時30分
●会場:岡山県赤磐市立中央図書館1階多目的ホール
●タイトル:《暦と丁寧に向き合い心豊かに生きる!年中行事のしきたりとマナー》
※サブタイトル⇒自分も輝き次世代に伝えたい本当に大切なこと!!
●講演内容【第1部】
〇はじめに
四季が豊かな日本には多種多様な年中行事がたくさんあります。
自然と寄り添い、節目・節目ごとにやるべきことをきちんと行うことで、暮らしにメリハリを持ち、潤いを持たせてきたのでしょう。
改めて四季の美しさや、それを繊細にとらえた日本人の感性に触れ、豊かな生活のヒントにしたいものです。加えて年中行事の意義や意味を正しく理解し、思いやりの心や豊かな感性を呼び起こし、日本人らしい幸せな生き方を探っていきましょう。
〇日本のことを正しく理解しよう
・世界屈指の長い歴史を有し、四季が明確に分かれている国
・稲作を中心とした農耕文化で栄えた国
・和することを大切にしてきた国
・神道と仏教を信心してきた国
・奇数と偶数の関係
・旧暦と新暦、二十四節気と七十二侯
・満年齢と数え年の関係
・年中行事と深いかかわりを持つ和食の知識(神人共食文化)
・五節句
・正月と盆とお彼岸
・花見と秋祭りの関係
・和風月名と四季の行事
【休憩⇒ティータイムとリフレッシュ体操】
次回に続きます。