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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話1293《「和室」で床の間近くが上席になる理由とは?》

他家や他社を訪問した時、宴会や会議に出席した時、タクシーに乗る時など座わる位置に迷うことが多々あります。

順序をつけて並ぶ事を序列といいますが、これは社会の秩序を保つためのもので人々は序列の中において、自分はどこに位置するかを判断するので、昔から序列を大変重要視します。

時と場合により異なりますが、臨機応変に対応したいものですね。
そこで基本的なことに触れておきますので参考にして下さい。

先輩や上司やお客様には、敬意を込めて安全で心地良く、くつろいでいただける場所を提供することが求められますが、その場で最も上位の方にお座り頂く場所が「上座」で、下の者が座る場所を「下座」と呼びます。

一般的には和室では床の間と床脇棚が基本になります。
床の間を背にした席が上座ですが、床の間が存在しない部屋もあります。
このような場合は入り口から遠い席や、冷房や暖房が良く聞く場所、景色が良い場所を考慮すればいいでしょう。

ではなぜ床の間近くが上座になるのでしょうか?
仏教と深い関わりを持つ日本では仏壇を床の間の起源と捉える説があります。

さらに中国より入ってきた仏画や工芸品を観賞する場所、さらに高貴な人の座が床の間に変化した説などが有ります。

そして茶道の影響を受けて床の間が発達したと言われますが、いずれにしても床の間は大変神聖な場所と捉える事が出来ます。

だから上座になるわけですが、何も人間に限った事ではありません。
私は公民館や地域のコミュニテーイーで講演する機会も多々ありますが、床の間にカラオケやテレビ、加えて金庫等が置かれているのを見かけることが有ります。

テーブルや座布団など物置代わりになっていたケースもありました。
狭い部屋の合理的な使い方と割り切ればそれまででしょうが、少し寂しい気持ちがします。

旅館を利用する時もしかりです。
一番神聖な場所が床の間ですから、くれぐれも荷物などを置かないようにして頂きたいものです。
床の間よりなるべく遠い位置に置かれる事をお勧めします。

また、客人として訪問した際、床の間近くに案内されたら、控えめな気持ちを持つと同時に、床の間近く、つまり最上席に勧めて頂いた事に感謝の気持ちを持つことを忘れないでくださいね。

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