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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話1006《「天災」や「人災」に対して賢い政策を!》

マナーの心得

2015年7月17日

頻繁にご縁を持ちたくありませんが、最近では人間の身勝手な環境破壊のせいでしょうか?地震・豪雨・豪雪・台風等がすっかり身近な存在になりました。

特に台風は被害が桁違いに大きいので、油断大敵です。

しかも、同じ強風を伴う熱帯低気圧でありながら、発生する地域により「台風」「ハリケーン」「サイクロン」と呼称が異なるので複雑です。

ちなみに、日本で「台風」(typhoon)と呼ばれているものは、ギリシャ神話に登場する怪物デュポンが語源だそうです。

ところで日本人は、雪や雨や風等に、降り方や吹き方、あるいは降ったり吹いたりする時期により、様々なネーミングをつけて風流を味わってきましたが、不思議なことにハリケーンのように、台風には名前がありません。

日本の台風は、いちいち名前をつけずに番号で呼ぶのは良く知られていますが、
甚大な被害に至った場合は気象庁が名前をつけています。

例えば、1934年の「室戸台風」、1945年の「枕崎台風」、1959年の「伊勢湾台風」、1961年の「第2室戸台風」等は特に有名です。
できれば、これからも「番号のみの台風」であってほしいものですね。

防災に関する有名な警句があります。
物理学者・文学者である寺田寅彦の「天災は忘れた頃にやってくる」です。

天災というものは、その恐ろしさを忘れた頃に突然やってくる。だから常日頃から供えをしておくことが大切であると説いた言葉です。

また、彼は「人間は何度同じ災害に会っても決して利口にならない」と言っています。

もともと日本人は古代から現代まで、美しい水が流れる川や河、緑の豊富な森や山等、自然の恵みの中で生活してきました。

そして、豊かな自然は日本人固有の宗教を産み、自然や神と共生しながら、世界に誇る平和な社会を築いてきたわけです。
日本の国旗である「日の丸」は、まさに「平和」と「和」の象徴です。

その日本が、今から70年前に第2次大戦で甚大な被害をこうむり、敗戦を迎え、今まで味わったことの無い苦しみを背負うことになりました。

この悲しみから立ち直り、同じ過ちを二度と起こすまい、と言うことで「平和憲法」を作ったわけで、それが今、日本人の誇りであり、宝物になっています。

加えて、安全神話を作り上げ原発を稼働させましたが、ここでも大きな事故を起こし、未だにその被害に多くの人が苦しんでいいます。

台風や地震や雷や豪雪や洪水等のように、自然現象によってもたらされる災害は「自然災害」と呼びますが、いくら科学が発達した今でもある程度予知はできますが、避けることはできません。「備え有れば憂い無し」です。

これに対し、人間の不注意や怠慢で起こる災害は「人災」と呼ばれ、そしてその最たるものは戦争です。

阪神淡路大震災はまだ記憶に新しい甚大な天災でした。しかし、悪いことだけではありませんでした。これが原因となって日本でボランティア活動が根付きました。「天災」と呼ばれる所以はここにあります。

しかし、人災はそうはまいりません。悲しみや憎しみを産むばかりです。

今、日本は原発が再び容認され、再稼働に向けてエネルギーが注がれています。
八百万神より原子力エネルギーに価値が置かれていると言うことです。
加えて、集団的自衛権の行使を可能にする安保法案が衆院を通過しました。

日本はこれから、どんな道をたどるのでしょうか?

「危機管理」等と言うもっともらしい言葉が生まれていますが、言葉に踊らされることなく、自然や平和に対して真摯に向かい合うべきです。

天災や人災に対して賢くならなければいけません。

この記事を書いたプロ

平松幹夫

平松幹夫(ひらまつみきお)

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