マナーうんちく話494≪和顔愛語≫
早速ですが、貴方の目は輝いていますか?
人の目は様々な印象や憶測を与え、多大な影響を及ぼすものです。
前回「優しい言葉遣い」に触れましたが、「優しいまなざし」は、人を慰めたり、励ましたりする力があります。
「目は口ほどにモノを言う」と言う諺があります
言葉では旨い事を言っても、その目には本心が出ると言う意味で使用されます。
大切なことは、自分の視線を相手に向けることです。
視線を向けると言うことは、誰かに、あるいは何かに、注意を払っていることに他なりません。
次に、向けた視線を少しの間留めてみて下さい。
視線をとどめると言うことは、相手をモノとしてではなく、人として見ていますよ!と言うことを表します。
○「ありがとう」の言葉を発する時には、キチンと相手の目を見て発する。
○「お早う」の挨拶をする時には、相手の目を見てする。
○人の話を聞く時には、目を見ながら、頷きながら聞く。
これらの事を実行することで、様々な人に良い影響を及ぼし、良好な人間関係を築くことができます。
アイコンタクト(eye contact)があります。
目と目を合わせることで、コミュニケーションの基本とされています
お互いの視線を合わすことで、互いの人間関係を認めあっていると言うことです。
しかし、これだけでは不十分です。
これに笑顔や頷きが伴うことが大切ですね。
恋をしたり、希望に燃えたり、興味あるものに遭遇すると、目がキラキラ輝くと昔から言われています
理由は、瞳孔が開いて、光の反射率が高い黒眼の部分が拡張するからだそうです。
ある程度歳を重ねると老化現象が起きて、キラキラ輝くことはできないかもしれませんが、人に安らぎを与える、思いやりの在る「優しいまなざし」は、失なわないようにしたいものです。