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平松幹夫

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫(ひらまつみきお)

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コラム

マナーうんちく話670《難を転じて福となす》

「1月はいぬる」と言われますが、今月も残すところわずかになりましたね。
「年を重ねると、時の流れを早く感じるようになる」と言われますが、皆様方は如何でしょうか?
いずれにせよ、一日一日を充実して過ごす事が大切だと思います。

ところで、この時期になるとそろそろ福を呼び込むと言われる「福寿草」が、光沢のある黄色の花を咲かせます。

すでに正月に縁起花として床飾り等で楽しまれた方も多いと思いますが、それは恐らく温室栽培で、露地物ではこれからが旬になります。

しかし、その縁起の良い名前や金色の可愛い花とは裏腹に、根には毒があります。先日お話した蕗の薹とよく似ていますので注意して下さいね。

そして、この時期には南天もあります
赤い実を沢山付け、「難を転ずる」縁起物として正月飾りに喜ばれますが、防腐効果や漢方薬としても重宝されています。

語源は中国の「南天竹」で、それを略して「南天」と呼んでいますが、それを「難を転じる」とした先人の感性は素晴らしいですね。

鯛を「目出度い」に、昆布を「喜ぶ」に結びつけたりして、昔の人はダジャレを好んだのでしょうかね。

ちなみに古い家にはどこの家にも南天を植えていますが、南天の赤い実は魔除けになると信じられており、江戸後期から盛んに用いられるようになったわけです。ちなみにトイレ付近の植えてあるのは不浄除けの意味があります。

そして、福寿草と南天に共通する花言葉に、「福を成す」とあるのも嬉しいです。
そこで、「南天+福寿草」にすると、まさに「難を転じて福となす」になり、お目出度がさらに増すわけですね。

これは、日本人が最も好んだ語呂合わせです。

従って、この言葉は多くの日本人にはおなじみで、状況が悪くなった時に、打開策を探る時等によく使用されます。

人生は良い時ばかりではなく、災いや難局に直面する時も多々あります。
さらに、どんなに頑張ってもうまくいかないことや失敗することもあります。

加えて、災いや失敗には程度も有りますし、受けるダメージも人それぞれです。
立ち直る時間もしかりです。

いずれにせよ、大切な事は、そのような時に、どのように対処するかではないでしょうか?
「失敗は成功の元」と言われます。

先ずは、災いや失敗を謙虚に受け止める事が大切です。
それをいつまでも、不必要に捉われてはよろしく有りません。

災いや失敗をバネにして、そこから色々な事を学び、やがて成功に結び付ける前向きの努力が大切です。

努力が有れば、それなりに明かりが見えてきます。
この「それなり」の努力が大切だと考えます。

今までに何度も触れましたが、幸せと不幸、成功と失敗は繰り返します。
大切な事は、常に「感謝の心」と「自分を大切にする気持ち」を持ってほしいものです。
このことは、マナーの根幹をなすものです。

世界一長い人生の主役も監督もプロデューサーも自分自身です。
自分の体と気持ちを大切にする気持ちが有れば、災いに遭遇した時や、失敗した時も、最小限で留め、回復の道のりへと舵を切る事ができます。

昔の人は、良い事が有れば幸福の印として料理に南天の葉を添えて喜び、悪い事が有れば南天の葉を裏返しにして、難を転じたそうです。

「苦しい時の神頼み」も良いですが、日頃から何事にも感謝する心と自分自身を愛する気持ちを大切にしたいものですね。



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