1日1分!女子力向上マナー16≪女を素敵に魅せる品の良い箸使い≫
そこに、その人がいるだけで、場が明るくなったり、和んだりする・・・。
そんな素敵な女性を、33年間のホテルでの接客の仕事を通じ、多々お見かけしました。
男性から見て、思わず「いい女性だなぁ」と思うのは、細かな点に気付き、しかも、それを、さりげなく行うことのできる人に会った時です。
つまり、「気配り上手」の女性に出会った時ですね。
ちなみに、「気配り」とは、平たく言えば、良く気がつくことで、心掛けが良いとか、相手に対して配慮が有ることです。
言い方を変えれば、「気配り」とは、自分自身の「気」を相手に「配る」ことで、気を配ることにより、相手を心地よくさせたり、相手に敬意を表することで、マナーの根源をなすものです。
従って、ビジネスシーンにおいても必要不可欠な要素だと感じます。
そして、いくら時代が変化しても、気配りが出来る女性は「女らしさ」の基準の一つですから、男性にモテルわけですね。
気配りをするにはちょっとした勇気が必要ですが、前向きに心がけて下さい。ただ、気配りが出来る女性もいれば、出来ない女性も珍しくありません。特に、面倒くさがり屋、引っ込み思案な女性は、気配りが苦手なようです。
そこで、「気配り上手」になるポイントをお話しします。
相手や周囲の人が、今、何を望んでいるか?を素早く察して、頭で考えるより、素早く行動に移すことです。
この時のポイントは、「さりげなく」と「タイミング」です。
気配りは、とてもタイミングが大切だという事と、さりげなくすることが大切です。あくまで、相手に負担を掛けないように注意して下さいね。
出過ぎたらお節介になります。
ちなみに、「相手が何を望んでいるか」を察するためには、相手をよく観察することです。
私は初対面の人と会った時には出来る限り聞き役に徹し、身に付けている物、動作、表情、そして会話の内容により相手がどんな人かを判断し、次の行動に移ります。
そして、私が経験した「気配り上手な人」は、不思議にトイレを美しく使用されます。例えば、洗面所を利用した後は、洗面所の水を綺麗に拭うとか鏡を拭くとかです。
これは、後からトイレを利用する人が、気持ちよく利用できるようにとの気配りです。小学高学年レベルのマナーだと思いますが、今は、大人が出来ていません。
他家・他社を訪問して、トイレを使用したら、ぜひこの点にもご注意あれ。
女性の品格はこのような所に出ます。