マナーうんちく話498≪うかつ謝り≫
「感じの良い人」の条件①「健康は自分への最大・最良の贈り物」
感じの良い人になるための一番のポイントは何だと思いますか?
ビジネスマナーの本にはあまり書かれてはいませんよ。
正解があってないようですが、私は「健康」だと思っています。
ちなみに「感じの良い人」には色々なタイプがあります。
①最初から最後まで感じの良い人。
②最初は感じ良かったが、次第に悪くなる人。
③最初はあまり良くなかったが、次第に感じが良くなる人。
④最初から最後まで感じの良くない人。
この中で理想は①ですが、「感じの良い状態」を持続するのはなかなか大変です。
そのためには、いつも明るく元気が一番です。
健康だと、仕事面では、寒くても暑くても不屈の精神で頑張ってくれそうですし、結婚においても頼りになりそうです。
何と言っても、見た目もハツラツと爽やかな人は好感が持たれます。
逆に不健康だと、暗い感じが漂い、ネガティブが感じを受けます。
常に身も心も健康でいて下さい。
そして、「健康は自分に贈る、最大・最良のプレゼント」です。
また、「健康は一生の財産」でもあります。
何かと仕事に追われ、忙しく、身体や心を酷使している人も多いと思います。
仕事をしている以上仕方ないことも多々ありますが、それでも常に健康には気を使って下さい。
孔子の「一張一弛(いっちょういっし)」と言う、有名な言葉があります。
弦を強く張ったりゆるめたりすると言う意味ですが、毎日毎日多くのストレスを抱えて働いたら、たまにはのんびり、ゆったりされるのもお勧めです。
心と身体が病んだら好感度は著しく悪化します。
くれぐれもご用心ください。
さらに、「老来(ろうらい)の疾病は、すべて是れ壮時に招きしものなり」と言う言葉があります。中国の健康への戒めの言葉です。
若さにまかせて、不摂生を重ねていたら、ある程度年齢を重ねてから、それが身体のあちらこちらに出てきます。
いつまでも「感じの良い人」でいるためには、なんでも「ほどほど」が大切です。特に、酒とたばこはその傾向が強いですので、どこかでけじめをつけられることをお勧めします。
これから、「思いやり」「姿勢」「身だしなみ」「態度」「笑顔」等など、「感じの良い人」の条件を具体的に色々とお話ししますが、全てが健康と大変密接な関係にあります。
改めて健康の大切さを認識して下さい。