子供の足

2016年12月23日

コラムカテゴリ：くらし

来店される子供さんの80%が外反足です。
足首から内側に倒れ親指で支えるために小指、薬指、中指はほとんど接地していません。

足だけ見て調整すると立っている時はそれなりですが、動き始めると蹴ると言うよりは足踏み状態で前に上手く進めません。

矯正が強いと足が動けなくなり歩く時間も短くなるようです。

先ずは体の使い方を覚えるためにちょっとしたコツを。

ストレッチバンドなどで腰骨の下に当てて後ろから引っ張ります。
その状態で歩かせると殆どは状態を前傾させて上体で前に行こうとするので上手く進めません。

上体を起こさせて腰から前に行くように後ろから腰を押してあげます。
腰が前に動くと足も一緒に出ていき、足の指も蹴ろうとする踏ん張りが出ます。

これを遊び感覚で嫌がらない程度に繰り返します。
ゴムを引っ張る感覚がつかめて来たら、ゴム無しで歩いてみます。
チョット変わってるはずです。

是非やってみて下さい。
靴とインソールはそのお手伝いです。

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新潟医療福祉大学臨床実習指導者
大野晋平

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