どっちがいいの？？

2011年1月9日公開 / 2014年6月4日更新

コラムカテゴリ：くらし

お問い合わせが来ました。

Q　シューケア初心者です。
　靴クリームを買う際に、リキッドタイプのものと、ビン入りタイプのものとで、どちらを買うか悩んでいるのですが、どちらがいいのでしょうか。
　個人的には、リキッドタイプの方が、楽なように思えるのですが,,,

A　お答えします。

　ビン入りの靴クリームを買って下さい。
　
　どちらも乳化性と記載されていますが、乳化剤を使用したものは、成分が異なったとしても、乳化性となります。

　そもそもリキッドタイプとビン入りタイプは成分が異なります。
　
　リキッドタイプはロウ、油脂、液体樹脂などを乳化剤で混ぜ合わせたものです。
　
この中に含まれる液体樹脂は、表面をプラスチックのように覆い、革靴の通気性を損なわせます。
　
また、一度塗ると表面にはりつくものが多く、皮革用クリーナーでは落せないほど、頑固で強力なものです。

　それに対し、ビン入りタイプは、油分、ロウ、水分を乳化剤で混ぜ合わせたもので、皮革に成分がしみ込み、潤いと栄養、光沢を出す革用の栄養クリームです。
　
通気性を損なうことなく、安心して革製品にお使い頂けます。
　