面接に不安がある方必見!心理系大学院受験面接対策はこうやる

井上博文

井上博文

テーマ:実は知らない面接対策・集団討論対策

京都コムニタス     KCポータル

これから臨床心理士指定大学院を受験する方、是非お読みください

面接と聞くと身の毛がよだつ方
面接会場で緊張して、大汗をかいたことのあるあなた
面接会場で面接官から怒られたことのある方
面接対策がよくわからないというあなた



ちょっと寄って行ってください。
面接対策の方法を提供します。
面接対策方法がわかれば、和やかに面接をしてもらい、笑顔で面接会場をあとにするイメージができることでしょう。
一人では面接対策をすることはとても難しく、自信をもって、面接会場に臨むことは至難です。
しかし、京都コムニタス流で対策をしていただくと、安心して面接をすることができます。

面接対策・・・・わかるようで何をしたらいいのか全然わからない

面接って結局何をしたらいいのだろう?
面接って何か怖い・・・
面接って緊張する以外のイメージがない・・・
面接ってそもそも何で必要なんだろう?
面接で何がわかるのだろう?
どこの大学院でも面接があるのはなぜだろう?
面接対策コーチング無料体験もあります

よく考えたら面接ってものすごく大事なのでは??

そのとおりです。一番と言ってもいいくらい大事です。
なぜ大事か?
これで一発不合格があるからです
しかもこれで不合格になる人は
この人向いてないんじゃない?
って、少なくともその学校では思われた可能性が高いです。
これはヘコみますよね。
だから、面接で落ちたなっていう感触を持って帰ってくると、とても傷ついている人が多いです。
  でも大丈夫です
コムニタスはそんなあなたの味方です。

面接対策コーチング無料体験もあります
以下、お読みいただくと、面接対策のスタートラインについて理解していただけます。

面接対策はじめの第一歩

京都コムニタスでは、面接対策も個別のコーチングの中で、仕上げていきます。それとともに必修の授業の中でも必要なトレーニングをしていきます。
面接対策では、まず「カミングアウトの禁止」を基本としています。
もちろん別にカミングアウトをすることを絶対悪としているのではありません。

面接は、「聞かれたことに答える」のが基本です。
カミングアウト思考があると、緊張場面において、
「話せるかどうか」
「自分の言いたいことが言えるかどうか」
とズレてしまうことがよくあります。

そして苦し紛れになると、よくある傾向として、
「自分語り(武勇伝を含む)」 「世界や地球語り(環境問題を含む)」

という方向に舵を切ってしまい、相手の質問に答えていないのに、自分の言いたいことが言えて満足という体で面接を終えてしまうことは、実はよくあります。

面接対策はじめの第一歩は
「いらんことを言わない」とは求められてもいないことを言わない
ということになります。

なぜ面接が課されるのかを考えよう


面接が0点だったという記事があるように、面接には0点など、極端に悪い点数がつくことがあります。
採点者側に言わせれば、「採点者がゼロと言ったらゼロ」です。
その意味ではとても怖い競技です。
この記事では年齢差別のことが指摘されていますが、少なくとも心理系大学院では
「絶対ないとは言えないものの、ほぼない」と言えます。

面接をわざわざ行う理由は、もちろん受験者の人物を見たいからです。
基本的には良い人物を見つけるというよりは、明らかに適性がない人物を落とすという意味合いが強くなる傾向にあります。

よく言われるのは
一緒に研究がしたい
一緒に仕事がしたい
この人に教えてみたい
このように思ってもらえる工夫をすることは大切です。

だから間違っても
「別の大学を受ける」
などとは言ってはいけません。当然
「そっちの方を頑張ってください」
と言われてしまいます。

常に心の中は「この学校じゃないとダメなんです」


面接においてまず組み立てておくべき理論は
「その学校のその学部でなければならない理由」です。すなわち志望理由です。
これが憲法のようなもので、後から出てくる言葉はこれに抵触しないように作るのです。


面接において終盤によくあることなのですが、
「何か質問はありますか?」
と問われることがあります。日本人は、奥ゆかしいのか、謙虚なのか、卑屈なのか、なぜか、
「いいえ、ありません」
と言ってしまう人がたくさんいるようです。
これはあまり良くありません。厳しい先生だと
「興味ないの?」
と手厳しい一撃を受けたこともありました。
こういった時のテクニックとしては、
先輩たちの修論について聞くという方法もあります。

受験する学校に対して、何も疑問がないのは決して好ましいことではありません。
疑問が湧いてくるまで情報収集するのが基本です。
似たような問題は就職活動にもあるようです。これをそのまま適用することはできませんが、参考にはなります。
質問の内容を見れば、その人が知識を持っているかどうかを見極めることができます。
質問力を磨きましょう。


面接対策で多くの方が不安に思っているのは
○何が聞かれるのだろう?
○うまく話せなければどうしよう?
○頭が真っ白になったらどうしたらいい?
○面接官が怖かったら嫌だなあ
○面接で落とされることってあるのかなぁ
○どんな答えをしたらいいのだろう?
○研究計画はどうやって言えばいいだろう?
○一つの質問につきどのくらいの時間話せばいいのだろう?

たくさんありますが、このあたりは本当によく聞いてきました。

先に一つ言えば、「上手に話せなくてもいい」は覚えておくと、らくに面接に臨めます。

まずはコミュニケーションスキルを意識する

私が推奨する面接対策のスタートはカミングアウトの禁止ですが、もう一つ、重視しているのが、コミュニケーションスキルの向上です。コミュニケーションスキルとは、大雑把な区分をすると、情報を作る能力、情報を受け取る能力、情報をそのまま渡す能力に分けられます。特に、面接ではこの3種はよく見られています。その意味で面接や集団討論で嫌われる人は、コミュニケーションスキルの低い人、言えます。特に、口を開けば「いや」「でも」ととりあえず否定する人は要注意です。こういった人は少なからずいるのですが、これで相手に与える印象が良くなることはまずありません。よく行われているコミュニケーションスキルを高めるトレーニングでは、話の頭にこの否定を使わない訓練をします。yes,butの訓練とも称されるものですが、まずは肯定から入るという訓練です。たとえ、相手の言っていることが、自分の意見とは異なっていても、否定せずに「そうですね」と言ってから「でも」と連ねていくやり方です。このスキルを養うには、まず相手の話をよく聴くスキルを身につけることです。
他人の話が聴けるようになると、比例するようにコミュニケーションスキルは高まると考えられます。

不安状況に立ち向かえる身体作り

当塾では、直前まで一緒に対策をするのが特徴の一つですが、基本的な面接対策は必修の授業の中でしています。直前の面接対策で私がすることは、まず、不安に負けないような思考と身体作りです。
「落ちたらどうしよう」「想定外の質問がでたらどうしよう」
「卒論でツッコまれたらどうしよう」「研究計画否定されたらどうしよう」
「圧迫されたらどうしよう」→「もうダメかもしれない」
こんなことばかりを念じていては、言えることも言えなくなってしまいます。まずはこのビリーフ処理をします。次に、緊張からか、普段からかはわかりませんが、身体がすくんで、猫背になっていたり、頭の位置が前に出すぎている人が多いので、少し姿勢を変えます。肩が前方に出過ぎている(巻肩)場合が多いので、少し後ろにさげて、背骨(首の骨)に頭を乗せ直します(変な表現ですが)。そうすると、それほど頑張らなくとも声が少し大きくなります。肺に空気が多く入るからです。

ここまで整えた上で、再度、志望理由、研究計画、卒業論文、自己アピールこの四項目を再チェックします(何回してもいいです)。志望理由は、その学校、その資格でなければならない理由です。オープンキャンパスに行った熱意を伝えつつ、どうしてもその学校でないといけない理由を伝えます。私はこれを「愛の告白」と呼んでいます。決して「第一志望」ではないのです。最近は公認心理師の関係もあって、なぜ臨床心理士が必要なのか、という質問が時々出ていますので意識しておきましょう。なぜ、自分がその免許証が必要であるのかについて答えを用意します。
研究計画は、問題、意義、仮説(無理しなくて良い)、調査方法、このくらいを口で言えるようにかつコンパクトにしておきます。以上は基本的に1分をメドに作ります。1分はだいたい300字が聞きやすいと言われますが、400字くらいが妥当なところだと思います。ただし、400字ではやはり情報が少ないので、私としては80秒500字未満くらいがギリギリいっぱいとしています。また、暗記は危険です。また提出した研究計画をそのまま言おうとする人が多いのですが、それをやると「それは読んだのでわかります」と言われたこともあります。また、ある大学の先生は「暗記してこられると崩したくなるよね」と最近言われました。研究計画書に書き切れていないことを補足していくこともOKです。また、より口語調でわかりやすくしていくことも大切です。とにかく、聞いてくれる面接官に少しでもわかりやすいようにと思って、語りかけることを意識しておくのが妥当です

適性を示す

それでも心理系大学院の場合、最も磨いておきたいポイントは、「臨床心理士や公認心理師としての適性」です。では適性とは何か?という問題は、実は難しい問題です。いくつかの学校で聞いたのは、「実習に送っても大丈夫かどうかを見る」ということでした。
実習に送っても大丈夫かどうかという言葉の背後には、意味が複数あります。一つは、人格的問題で、やはり礼儀全般が一般の範囲から外れていないかどうかは重要です。言葉遣いが、不適切な人は不適格ですし、服装も同様です。また、自分の心理的問題を抱えたままで、実習に行くのも不適切です。自分の問題をまず解決しておくことが求められるケースは多いと言えます。

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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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