理解するとは
京都コムニタスでは、心理系大学院の2月受験に向けて動いています。そろそろ研究計画の準備を始めていく時期です。できれば年内にある程度目処がたつようにしておきたいところです。私たちが手がける入試は、入試時期は、盆明けと、正月明けですので、受験者にとっては優しくない入試です。
受験生心理として
「早く終わりたい、解放されたい」
というものがあります。私も受験産業には長くいますので、その心理は非常によく分かります。しかし、この時期はいったんそれは置いて、むしろ、今の状態を楽しめる方が、受験もうまくいきます。京都コムニタスでは、研究計画などの受験準備を、できるだけ楽しいと思ってもらえるように考えて進めています。当塾で学問の楽しさや、それをすることの楽しさを学んでいただいて、大学院に入れば、さらに深くものを考え、進めていける自分を実感しつつ、研究を進めることが可能です。是非この時期は大変ではありますが、このような方向に思考を向けていただければと考えております。
何度か書いてきましたが、昨年からは心理系大学院の難易度がかつてないくらいに上がっています。
こちら
特にいくつかの学校で、受験生の集中が見られました。理由はやはり公認心理師の影響です。今年は2018年から始まった新カリキュラム適用学年が大学院受験世代になって、意識の高い人は、大学に入った時から大学院を目指しています。
先日まで京都文教大学で英語の出張講義をしていましたが、今年は何と1年生の人が結構いました。危機意識が高くなっている証左でしょう。
この方々は学部で指定の単位をとって80時間の実習に出た人々で、私たちがインタビューしてきた70ほどの大学によれば、だいたい実習までの単位を取るのは20人から30人程度です。追手門学院大学は多くて、45名と聞いています。一方、大学院の定員は、平均10人を切ります。つまり、現状システムだと、単位をとっても、必ず大学院に入ることができない人が半分程度出てしまうという状況です。この学部生の方々は、大学院受験を前提に教育を受けていますので、何としても今年進路を決めたいと考えるのは当然のことです。そこに加えて、公認心理師はいったん置いて、臨床心理士の資格のみで現場に出たいという社会人も増えてきました。また第5回試験がおわって以降、通信制に編入をして単位をとって、いよいよ受験をしようという状況になってきた人もいます。様子を見ていた人たちが動き出したとも言えます。
この傾向はこれからスタンダードになりますので、臨床心理士指定大学院は以前よりも難しくなることが予想されます。今年進路を決めたいという方は、是非こちら までお問い合わせください。
またこちらでも述べましたが、公認心理師の単位を学部で取った人は、学部から大学院に行くことを想定して育った人たちですから、必然的に意識と学力の高い人が増えたと考えられます。また受験者数自体も少し増えていると思われます。単純計算で心理職養成大学院が170校ほどあるとすると、30名の単位取得した学部生がいるとして5000人程度の大学院受験を想定した学生がいるということですから、臨床心理士の資格試験受験者数が今は1800人程度ですから、半数にも満たない数字です。もちろん受験をしない人もいるでしょうから、単純に倍になったとは言いませんが、全体の大学院受験者数は3500から4000人程度はいると見るのが妥当です。またこの傾向は、これから当分続くと見るべきです。したがって、今年仮に単純計算で1500人程度不合格者が出て、その人たちが次年度も受験するとなると、次年度も基本数3500人がおり、プラス1500人ですから5000人規模が臨床心理士指定大学院受験をすることになります。つまり、年々難しくなる傾向があるということです。できれば早く合格したいところです。ただ、大学によって、入学辞退がたくさんでることを見込んで、前期でたくさん合格させた大学もあれば、合格者は例年通りという大学もあります。いずれにせよ、今年の後期は定員がどのくらい残っているかをしっかり精査して、学科も含めてしっかり勉強しておく必要があります。また面接も研究計画を厳しく聞かれた学校が多く、しっかり練り上げておく必要があると考えられます。今なら間に合いますので、しっかり準備をしましょう。京都コムニタスでは随時相談を受け付けていますので、お問い合わせいただけたらと思います。
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