第3回公認心理師試験ブループリント分析④
第7回公認心理師試験は2024年3月
第7回公認心理師試験まであと半年と少しになりました。
今年度は5月と次の3月と2回公認心理師試験が行われる予定です。
今の段階で第7回試験の情報は出ていませんが、9月くらいには出ると思われます。
この試験を受けるのは今のM2の方々です。修論もあります。今、結構調査で追い込まれていますよね。今年から修論提出が早まったという学校も少なくありません。口頭試問もたいていあります。実習もあります。その上受験勉強があります。是非とも早めの準備をしておきたいところです。コツコツ積み重ねるのが合格への道です。
Aルートがスタンダードになる
Aルート(区分A)は学部で指定された単位を取って卒業の後、公認心理師に対応する大学院に進み、実習も積んだ上で受験資格が得られます。今後、このAが最もスタンダードなルートになります。
区分 A ではじめて受験資格を取得できる方は 2018 年4月の「大学」入学者です。つまり今の修士2年生の方々です。
おそらくは3月の最初の日曜日に試験があって、最終の金曜日に発表だと想定されます。そして4月に登録をして、公認心理師として働くという道筋になっていくはずです。
第7回試験の難易度、倍率については、第6回試験の結果が大いに参考になります。
こちら
重複しますが、
第6回公認心理師試験の結果
受験者数 2,020 人
合格者数 1,491 人
合格基準
総得点 230 点に対し、得点 138 点以上
配点は一般問題が1問1点、事例問題が1問3点。
A 59 人中56人合格 94.9%
B 1 人中1人合格100.0%
C 27人中 23人合格 85.2%
D1 310人中 138人合格 44.5%
D2 95人中 43人合格 45.3%
E 1,516人中 1,220人合格 80.5%
F 12人中 10人合格 83.3%
計 2,020人中 1,491人合格 73.8%
特徴としては、難易度も合格最低点も変えてこなかったことです。
1500人程度の合格者数を見込んでいたことが予想され、得点調整は行われなかった模様です。Eルートの 1,516人中 1,220人合格 、 合格率80.5%は今後にとっても重要な数字になるでしょう。
臨床心理士の受験者数が令和4年度で1810人ですので、前回Eルートの不合格者300人が累積されるとして、やはり最大2000人から2500人未満程度の受験になることが推定されます。合格者数はすべてのルートの合算で1500人程度。
Aルートだけで考えると、1200程度とみるのが妥当です。
いずれにせよ、6割程度の点数おそらくは138点以上をしっかりとれば合格する可能性が高くなります。ただし、前回は5月に試験が実施されました。
当塾で勉強した人でも3月に大学院を卒業してから勉強を始めた人がたくさんいました。
大学院では忙しすぎて勉強どころではなかったとのことです。
そして、やはり残り2ヶ月で必死で勉強して合格にたどり着いたという印象を皆さんお持ちでした。
当塾では公認心理師試験対策を第1回試験から継続して行ってきました。
今回の模擬試験は11月1日から始まります。是非受験してみてください。
ご質問等はお気軽にこちら までお問い合わせください。
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