公認心理師現任者講習会テキスト
この質問は最近増えました。
おそらく、社会人の方で公認心理師を取りたいと考えた場合、現時点ではこの方法が最短ですし、合理的です。
京都コムニタスでも、通信制で公認心理師の課程を2年で終え、この4月から大学院に進んだ方がおられます。前日、いろいろお話をさせていただいて、通信課程を2年で終えるコツのようなものを教えてもらいました。
こちらの方
合格体験記も書いていただきました。
大学時代に心理学を専攻し、一般企業に就職後、再び心理職を目指すことを決意したのは3年前。心理職初の国家資格である公認心理師が新設されて間もない頃でした。
公認心理師になるためには再度、大学を卒業する必要があったため、臨床心理士のみを目指そうと考え、まずは情報収集を目的として予備校を探していたところ、京都コムニタスに出会いました。入塾説明会で塾長の井上先生とお話し、大学院受験や心理職の資格、そして大学編入のことなど様々な情報を教えていただいた中で公認心理師カリキュラムに対応した通信制大学を最短2年で卒業できることを知りました。社会人のため大学で2年間学ぶことに少し躊躇しましたが、周囲からの後押しもあり、公認心理師・臨床心理士の両方を目指すことに決め、大学へ編入しました。
大学を2年で卒業できる見込みが立ち、4回生の10月に再び京都コムニタスへ相談にうかがいました。井上先生から「大丈夫です。後期試験を受験しましょう」という力強い言葉をいただき、お世話になることを決めました。しかしまだ大学の心理実習を11月に控えていたため、通学コースではなく、オンデマンドコースとオーダーメイドコースの受講を選択しました。
英語と心理学のオンデマンドコースは自分の状況に合わせて勉強でき、分からないところを繰り返し勉強できるのがメリットでした。また、随時メールで先生に質問できるため、それほど不安は感じませんでした。英語、心理学とも受験に向けてどのような勉強や準備をすればいいかが明確になり、特に英語は、長文を読解するためのポイントが分かり、今後大学院で論文を読む際にも非常に役立つと思います。
研究計画はオーダーメイドコースで面談をしていただきながら、少しずつ作成していきました。多くの先行研究や関連論文を読んでいるうちに自分が研究したいテーマを見失いそうになりますが、その都度、自分が疑問に思っていることは何か、研究したいことは何かという問いで軌道修正をしていただき、研究計画書を書き上げることができました。また、必修の授業をzoomで受けることができ、書類の書き方や面接について学ぶことができたのも有意義でした。
オンデマンドで学科の勉強、研究計画書作成を始めましたが、正月を過ぎた頃から次第に孤独感で勉強することに苦しさを感じ始めたため、その気持ちを面談の際に吐露したところ、「遠慮せず、どんな些細なことでも言ってください。家も近いのでいつでも塾に来てください」とおっしゃってくださり、それ以降、受験直前まで週1回の頻度で塾で研究計画の作成や英語の読み合わせなどをしていただきました。このように形式にとらわれず、臨機応変にその人それぞれにまさにオーダーメイドな対応をしてくださるのも京都コムニタスの良さだと実感しました。
社会人の私が大学院受験に際し、予備校選びで特に重視していたポイントは、情報の質と量、研究計画書の指導の2点です。情報の質と量に関して京都コムニタスでは、全国の大学を訪問し、大学の先生方からお話を聞かれており、貴重な生の情報を得ることができました。また研究計画書の指導に関しては、他予備校では現役大学院生がアドバイスをされるというところもありますが、多くの実績や経験をお持ちの先生方に指導していただくことができたのも非常に良かった点でした。
最後になりましたが、京都コムニタスの先生方、スタッフの皆様方のおかげで受験を乗り越えることができました。本当にありがとうございました。
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