社会人の英語勉強方法
6月は重要な時期です。(重要でない時期などないのですが)
このところ急激に暑くなって、テンションが下がると言う人もいます。6月になると、梅雨に入り、連休がなく、その上、5月の反動がくる、それでいて、なにやらあわただしくなってきます。臨床心理士指定大学院や看護大学編入試験は9月試験が一般的ですが、早い時期の試験だともうあわただしくなっています。
基本的な勉強方法については以前とあまり変わっていませんので、そちらを参照いただけたらと思います。
いつも思うのですが、5月の連休はそこそこにして、6月に休みを作ればいいのにと思います。連休もあまり必要がないので、週の半ばで休めると思うと楽になれる人もたくさんいるだろうにと思います。あわただしくなると、心もざわつきますので、ちょっとブレイクして、思索にあてる時間がとれるだけでもかなり違うのにと思います。この国は、いつからか、すべての発想を金儲けになっていますので、採算とか利益とか、得とか損とか、まずそれらが先にきて、休みまで、休むことよりもお金を使わせるための休みという発想が勝ってしまいます。何事もバランスが大切ですので、本当に休める日を6月に作ってくれればと願います。
臨床心理士指定大学院の受験は、公認心理師ができて以来、大きな変動期に入っています。私は、今、たくさんの大学をまわって、いろいろな話を聞かせてもらっています。臨床心理士の資格については、今様々な議論があります。大きく二分されますが、要するに必要だと考える学校と、もう必要はないと考える大学に分かれます。これから指定大学院を受ける人は、まず大学にこれからの臨床心理士をどう考えているかを聞いてみることが大切です。どことは言いませんが、情熱を失っている大学もあります。ベストは公認心理師にも臨床心理士にもどちらにも力を入れていく学校だと私は考えています。昨年度から少しずつそのような学校は倍率が高くなりつつあります。私たちのような塾は、そのあたりをよく見て、総合的に受験戦略を立てます。良い戦略は、情熱がありつつも、倍率があまり高くなく、学費もそれなりの学校かなと思いますが、それほど多くはありません。
そうは言っても、入試日程が発表されつつありますので、入試が近づいてきていることを肌で感じ始める時期でもあり、不安が発生し始める時期でもありますが、6月は一番学科を勉強したい時期です。6月は学科の訓練の充実を図る時期なのです。例えば、英語であれば、『速読英単語』3周目に入っている人がいます。スピードも上がっており、少しずつ成果が目に見え始める時期でもあります。うまくいっている人は練習量が増えてきます。本人にしてみれば、あまり実感はないというのが、正直なところですが。それでも成果が出始める人も出てきます。
成果が出始めてからが、むしろ重要です。その成果を足掛かりにさらに成長したいところです。この成長を邪魔するのが、不安です。また、そろそろ受験校の決定や、面接対策、研究計画作成も視野にいれる必要もあり、負担が一気に押し寄せるという不安も生じます。そこで私は例年この時期にREBTの授業を入れています。不安などの不健康でネガティブな感情の処理をセルフヘルプとして行う方法を提示します。この時期に不安と向き合う方法を知っておくと、残り期間をうまく使えるようになっていきます。あとは、実際に日常のかかわりの中で、不安を低減するように手をうっていきます。
私たち、指導者側にとっても、この時期は作戦をしっかりたてて、9月までのプランニングを組みなおさないといけない人は、それとなしに修正をかけていきます。また今年も数人いますが、学生の方は、実習で、実家に帰らないといけない人も出ます。そうなると、なかなか塾までくることができないということもありますので、様々な形でコミュニケーションを切らないように心がけています。最近はクラウドがあるので、そこでのデータのやりとりもしつつ、少しずつ書類を作り始めています。
生徒もスタッフもしっかりとした仕事をこなす時期です。
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