想定外が起こった時にわかる強さ
どこから始めたらいいのかがわからない
大学院受験や編入受験を決意はしたけれど、
「何からすればよいかわからない」
「わからないところがわからない」
「どんな本を読めばよいかわからない」
「どんな教材を使えばよいかわからない」
「どの程度できたらよいかわからない」
私たちのような塾や予備校を探す方々の多くはこのような問題を抱えていると思います。それだけ、大学院というところがどんなところであるのか、何をするところなのかが、一般に知られていないということだと思います。実際、私が入塾後の生徒から受ける質問で最も多いのはこれらになります。私から見ても何をするかが
わかっている人は、それだけで合格できる
のではないかと思います。
それだけ、大学院受験や編入受験は、明確な
指標がないものです。大学入試までの受験に
慣れすぎていると、かえって大学院や編入受験は
より困難に感じるのではないかとさえ思って
しまいます。
過去問から始めている人は多い
私たちのような塾や予備校をお探しの方は志望校の過去問をすでに見ている場合が多く、どこを見れば答えが書いてあり、何をどこまで書けば合格ラインに届くのかが全くわからないという不安感を持っています。このような問題に対する回答は一様ではなく、人によって異なります。大学院受験や編入受験の場合、テストの回答は論述が多いですので、決まった答えが一つではないという場合が多く、その分、幅広い知識が要求されているといって良いと思います。このような幅広い知識を身につけるにはどこから始めるのが良いかということがスタートラインということになります。
例えば、英語の場合は、まずは、過去問を読んでみましょう(別にこだわる必要はありません)。おそらく難しい、あるいは無理と感じると思います。しかし、どこがどう難しいか、どこを補填すれば、よりうまく読めるかの分析が重要です。その上で何が足りないかを考えると、そこから「方法」が生じます。もちろん辞書一冊暗記するなど我々一般人には無理でしょう。それからすると、やはり一定の効率のよさを考えて勉強する必要はあります。
方法はまずは辞書から
これは人によって異なるため、一概には言えないのですが、専門分野の知識を入れようと思う場合、まずは辞書を複数持つことから始めるのが良いと思います。私自身もそうですが、自分の専門分野の辞書は可能な限り入手するようにしています。できれば、日本語以外の辞書も手に入れたいところです。そしてその辞書が、いつ、どこで、誰に、どのように作られたかを知るだけでも様々な知識が入ってきます。まずは、4から5冊辞書を入手してみましょう。そして、1日2時間くらいは辞書を引き続けても気にならない体作りをしましょう。自分の膝の上に辞書が三冊くらい常に乗っている状態がむしろ健全な姿です。辞書を引くためには、たくさんの疑問を持たねばなりませんが、その疑問に思った疑問文は、メモをして保存をしておくことをおすすめします。そして自分なりの、文字通り、問題集を作っていくのです。十年後それを見るには勇気がいりますが今できる精一杯の問題集を作り、それを解くために辞書が使えるようになると、もう心配はいりません。あとは健全に勉強が進むことでしょう。
学科以外ではまずは自己分析から
予備校に行っていない人は、まずは自己分析をします。ここで言う自己分析とは、自分が何で構成されているか、その構成要素を分析することです。私たちは、奇跡的な確率で、今ここにいます。大学院を目指すのも、臨床心理士を目指すのも、偶然としか思えないような無数の要素が重なり合って、その結実体の積み重ねが今ここにいます。その無数の要素を可能な限り分析するのです。その観点で、自分の今の力量を測ります。
この場合、選択肢として、「できることをパワーアップする」か「できないことをできるようにする」かいずれかということになります。私たちのような予備校では、どちらもできなければなりませんので、そのための戦略を考えるところから始めます。この時期は新しい生徒さんともコミュニケーションが増えてきていますので、私たちもだいたい把握できてきています。それぞれの目指すところに向けて少しずつ戦略が固まりつつあります。そうなると、「何から始める?」の状態は終了します。
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