コロナ禍の勉強方法

井上博文

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テーマ:勉強方法

またコロナ感染者が増えてきているようです。新しいオミクロンなる株が出てきているそうですが、今もデルタ株がいるそうです。この年中無休のウイルスもいい加減休んで欲しいところですが、まだまだ強力な感染力を保持しているようです。インフルエンザのように季節と関係があれば、まだ準備も心構えもできるのですが、先は見えていません。
私の関係者では、ほとんどコロナに罹った人はいなかったのですが、後輩が一人、3週間入院したと聞きました。重症とまでは診断されなかったのですが、鼻からチューブを通して耐えきったと言っていました。デルタかどうかは聞いていないそうです。
オミクロン株は重症化しない、と言う人がいますが、実際はわかりません。私の知る病院関係者は、する人はするし、しない人はしない、と当然のことですが、これしか言いようがないと言っています。ただ、明らかに治療に来る人は増えてきているようです。
変な漫画家で、「オミクロン株が全然恐くない科学的理由」と科学者でもない人が言い切っていますが、こういう人が一番良くないのだと思います。ある意味、一定の人に強い影響力を持ちますから、今となっては誰も信用しないワイドショーよりもたちが悪いと思います。
私たちは、ただひたすら、専門家の言うことに耳を傾け、その上で結局専門家もわからないわけですから、最後は今、専門家に沿って科学的にでき得る精一杯の対策をして、やり過ごすしかありません。冷静に考えて専門家がわからないことが、漫画家にわかるとは思えません。私は仏教の専門家を一応名乗りますが、コロナに関して専門的なことは一言も言えません。結局こういった漫画家のような人とて、誰か科学者の言うことを信じて、ネットで垂れ流すわけです。自分では検証していないはずです。その漫画家が顕微鏡をのぞいているとは思えません。故に、「自分の都合のいいことを信じる」のです。こういった人のめんどくさいところは、自分の意見に合わない人、自分の都合の悪いことを信じる人を敵とみなし、「全体主義」などとレッテルをはろうとするところです。混乱期には大変迷惑な人です。根拠薄弱、あるいは、他人の受け売りで、「大丈夫」「危険」を言う人は、どちらも同じ類の人になります。どちらも信じてはいけない人々です。
実際は、様々な意見が出ており、軽症ですむという人がデルタの時より多いのは確かなようです。しかし、当たり前のことですが、「多いから正しい」はずもありません。
個人的には、マスクもワクチンも信用などしていませんが、実際はマスクもしていますし、ワクチンも2回うちました。それでどうなるかはわかりませんが、公衆衛生で考えたときに、個人のことではなく、社会や共同体レベルで考えると、私がマスクやワクチンを信じるか否かは問題ではないのです。その上で、マスクやワクチンを使うか否かは個人の判断ですし、それは本来は尊重された方がいいのだろうと思います。

面白い傾向としては、オミクロンが安全だと言う人は、デルタも同様に問題がないと言い切っていました。こういった人ほど、ワクチン製薬会社陰謀説を言い切ります。しかし、(おそらく)デルタは、私の後輩も一歩間違えると、命に関わるものだったのです。オミクロンを今の段階で、安全、ただの風邪と言い切る術も根拠もありません。3回目のワクチンを接種した方がいいのかどうかもわかりません。でも第5波を見ると、結果論かもしれませんが、ワクチン接種後と沈静化していったタイミングは合いましたので、無意味とも思えません。おそらく私も3回目接種ができるというなら、接種する方向で考えています。しばらくマスクもする予定です。

これから受験を控える方は、どうか、健康に気をつけて、「オミクロン株が一気に一億人に感染したって屁でもない」などと言うバカな言に振り回されず、罹らないにこしたことはありません。可能な限り回避を考えて生活をしていただければと願います。


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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