公認心理師試験 平成31年度版ブループリントが出ました ①
問6222歳の男性A、大学4年生。公認心理師Bが所属する大学の学生相談室に来室した。Aは、6つの企業の就職面接に応募したが、全て不採用となり、就職活動を中断した。その後、就職の内定を得た友人が受講している授業に出席できなくなり、一人暮らしのアパートにひきこもり気味になっている。Aは、「うまく寝付けなくなって、何事にもやる気が出ず、自分でも将来何がしたいのか分からなくなって絶望している」と訴えている。
BのAへの初期対応として、最も適切なものを1つ選べ。
①就職活動を再開するよう励ます。
②抑うつ状態のアセスメントを行う。
③保護者に連絡して、Aへの支援を求める。
④発達障害者のための就労支援施設を紹介する。
⑤単位を取得するために、授業に出席することを勧める。
これから日大でこんなことがおこらないことを願うばかりですが、日大も学生に心のケアをするそうですが、執行部らしき人たちのあまりの危機意識のなさに衝撃を受けました。国が滅びる時の「官乱れ国滅ぶ」とはこういうことを言うのだと思い知らされました。巨大組織なので、組織ごとに違うのでしょうが、「我関せず型無関心による感受性の低下による危機意識の崩壊による頭の中お花畑状態」で、戦時中の日本中枢の「日本が滅ぶはずがない前提」の根拠が「魂」だったりするパターンです。食い物にされて、ああいった異常者にお金を運ぶ被害者は常に学生とその親です。
この問題の正答は②です。
まず読み取るポイントは、Aの状態です。クライエントの状態を読み取ることは、事例では必須です。寝付けない、やる気が出ない、絶望している、などとありますので、すぐにうつ状態とは言えないまでも、①は論外であることはわかります。③も論外でしょう。保護者には言いたくない可能性もあります。④も論外です。そんな情報はありません。⑤も論外です。
ということで論外だけで回答になる問題ですから、選択肢的サービス問題でしょう。
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