知恵ある人になるには?
昔、一緒に仕事をしていた古い友人から連絡がありました。古いと言っても、彼は私より確か8歳年下ですので、まだ若い部類です。彼が19歳の時から知っていますので、思えば長いつきあいです。そのころから、「こいつは天才」といつも思っていて、彼にも言ってきましたが、その通り、どんどん大きくなっていきました。大学在学中に旧司法試験に合格し、企業弁護士としての歩みを始め、その後は海外の弁護士資格やMBAホルダーでもあります。それでいて宇宙人とも違います。地球人と会話ができますし、市井に生きています。他人の気持ちもわかります。塾講師をさせても一級品でした。ついでに言えば、高身長、スポーツ万能、私立ではなく公立の学校の出身で、親孝行。非のうちどころのない男です。持っている才能の差なのでしょうか。あまり他人のことをうらやむ性質ではないのですが、当時から彼の底の見えない才能にはさすがに羨望の目を向けざるを得ないくらいの輝きを放っていました。それでも諸行無常の世にあって、人はどのように生きてきたかによって、その才能はいとも簡単に光を失います。私が彼に勝っているとすれば、年齢と、その分だけ会ってきた人の数でしょうか。それだけ、同じような輝きを持っていても、急速に失われていく人もたくさん見てきました。
しかし、彼は、アメリカの投資銀行に法務ディレクターとして、かなり長期間勤めました。私が知る限り、あのような仕事は、神経がすり減ってしまい、なかなか長期間できるものではないと思います。私など毎日1000億など動かしていたら、病気になってしまうと思います。それでも彼は、まだ詳しくは聞いていませんが、さらにキャリアアップするようです。そのうち、地球上でやることがなくなるのではないかと思いますが、まだまだその眩い才能には続きがありそうです。ここまで来ると、私に何かできるわけではありませんが、義理堅い男でもあり、いつも彼から連絡をくれます。こういった友人は何人かいますが、スタッフとはまた別の私の財産です。
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