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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

公認心理師試験(北海道)振り返り④

2019年1月20日

テーマ:公認心理師になるには

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

北海道試験の振り返りの続きです。ここからは、当塾の解説チームの説明を見ながら述べていきます。

問4
ゲシュタルト心理学において中心的に研究され、現在も継続して研究されているものとして、最も適切なものを1つ選べ。

という問題でした。知識問題ですから、知っていればできますし、知らなければできない問題になります。
選択肢は
①学習
②感情
③態度
④知覚
⑤集団特性

解答は④でしょう。
随分前に見ると見えるというコラムを書きましたが、その中で
「町中で電飾看板があり、文字が流れて見えるものがよくあります。あれは、正確には、文字が流れているのではなく、電飾の電球一つひとつがついたり消えたりしているのを我々の目が、「文字が流れている」と勝手に認識しているのです」
と書きました。これなどはゲシュタルトの一つと言えると思いますが、私たちは全体で物を見て、それを自分の経験などと照合して認識をしていきます。(^_^)こんな顔文字も笑って見えますが、一つずつのパーツを私たちは、これがアンダーバーなどと認識するのはむしろ無理です。
こういったものを視知覚であり、ゲシュタルト心理学で中心的に研究されました。私たち門外漢は、どことなく素朴な心理学といったイメージです。このゲシュタルトの研究者もしっかり覚えておきたいところです。ウェルトハイマー、ケーラー、コフカ、こんな名前は辞書で調べておきたいところです。これは北海道の問題の中でも簡単なものになると思われますが、いつでも、どこでも問われそうですので、関連するものはしっかり勉強しておかねばならない領域です。


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