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コラム

大学が壊れる

最新の『東洋経済』が「大学が壊れる」という見出しで特集を組んでいます。

正直、読んで、心が痛く、ちょっとつらかったです。私の印象では、日本の大学の多くはとても優秀なのだと思います。私立も様々な形で独自路線を打ち出していますし、研究体制も精一杯整えようとしています。しかし、数年前からの「大学改革」と称した国という名前の役所のミスリードが、大学をどんどんおかしな方向に導いています。あおりを受けるのは、間違いなく、非常勤講師やポスドクの人々です。しかし、私自身ももはや何が正しくて、どこをどうすれば良くなるのかよくわからなくなっています。
確実にやるべきなのは、「改革」を打ち出した以上、責任は政治と役所にあるので、大学の先生方が、改革を数値にして評価し、失敗と評価した場合、政治と役所が責任を取るという体制を作ることだろうと考えます。この国の役所のシステムは、おそるべきもので、改革とやらを声高らかに叫ぶときは、派手にメディアにも出るのですが、責任者の顔がでないのです。大学には成果を数字で問うのに、自分たちは失敗して、成果が上がらず、むしろ大学がおかしな方向に導かれているにもかかわらず、誰も止めないし、責任を取らないのです(卵鶏ですが)。
この国を名乗る役所の「札束で顔をはたき、脅迫する上から目線一方通行改革もどき」は、不公平なスタートラインからのハンディキャップレースを「競争」と強弁し、教授を疲弊させ、研究者の心を折り、若手非常勤講師やポスドクには絶望を与える効果しかありません。彼らは、この国とその教育の将来をめちゃくちゃにすることが目的なのでしょう。こんな役所のミスリードと妨害というハンディキャップがあるにもかかわらず、この国の大学は、論文数が減っているとは言え、ノーベル賞学者も多く輩出していますし、多くの優秀な人がいます。日本の大学は本当に優秀なのです。普通の政治と役所なら、どれほどの成果をあげたことかととても残念に思います。


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