社会人が看護職を目指すにあたっての社会人経験の活かし方
看護学校を社会人入試で受験する場合、面接、討論、プレゼン、小論文これらのうちのどこかで、「あなたが目指す看護師像」について問われる可能性が高いと言えます。この場合、どのような看護師を目指してもらっても構わないのですが、根拠が重要になります。また「目指す」という意味は実現可能という意味で「夢」や「努力目標」ではありません。よって確実に目標設定できる範囲で応える必要があります。その意味で根拠が必要になるのです。
根拠は社会人経験に基づくことが基本です。これまでの人生の中で、是非これからの看護活動に活かしたい、あるいは活かせるというものを言葉にしておくと良いでしょう。
簡単な例で言えば(実例です)、前職が電話相談員で単に商品に対する相談だけではなく、顧客からのクレームを処理していた実績を持っています。そのような人から引き出せる特性は
「顧客の話を最後まで聞ける」
「顧客の主訴を引き出すのが得意」
「怒っている、あるいは不安になっている顧客の感情を鎮められる」
「安心感を与えて不安を減らすことができる」
などなどいくらでも特性があると思います。このような特性を活かせる看護師像を作ってもらい、目標としていると言えばうまくいきます。例えば、「老年看護で高齢者の話をよく聴いて、治療効果を少しでも
高められる看護師になりたい」などというのも社会人としての特性を活かせていると思います。
「患者の個別性に沿った看護・ケアを提供できる」
「患者の状態を正確にアセスメントできる看護師になりたい」
「患者に寄り添った看護を行える」
「寄り添う」というのは難しいですが、患者の利益のみを徹底して追求すると言えばいいかと思います。
「全人的な視野で、退院後のことも考えて、入院時から家族との関わりを持つ」ことも必要です。
「安心して治療を受けられるように、患者の気持ちにも寄り添う」
「社会人経験により、人の命に直面するプレッシャーにも耐えられる」
このようなキーワードをうまく組み合わせてみると良い言葉が作れるのではないかと思います。
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